Case Study #145
『ウェーブデザインのマットなゴールドの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-013
素材:イエローゴールド(K18)
フォルム:ウェーブ・雲形
テクスチャ:マット・サテン荒
リング幅:男性2.5mm / 女性2.5mm
宝石:ダイヤモンド
刻印:手打ち刻印
どのような結婚指輪がつくりたいか
イメージが決まってないとおっしゃっていたお二人でしたが
試着を繰り返す中でお二人の好きな系統がわかってきましたね。
イエローゴールドにマットの加工。
それがお二人の好みの共通点でした。
そんなお二人が選んだのは
雲の様にふわふわとした曲線をもつ結婚指輪です。
一見ストレートのフォルムに見えますが
不規則な曲線が優しく指に馴染み
さりげない遊び心をもちます。
男性のリングはサンプルよりも細身にし
さらに指馴染みのよさを与えました。
お二人が揃って好きだと言っていた
いくつもの糸が重なったサテン生地のような
加工を表面に施しました。
女性のリングは男性と同じ色味と質感でお仕立てしました。
婚約指輪との重ねづけを考えていた女性は
フォルムが下にくぼんだところが正面にくるよう
目印としてダイヤモンドを1石お留めしました。
くぼみに婚約指輪がちょうどフィットし
重ねつけでも単品でも楽しめるリングとなりましたね。
側面には表面と同じ加工を施し
全体的に一体感のある、
柔らかな光が反射する結婚指輪になりましたね。
内側にはご入籍日とそれぞれのお名前を
職人が1つ1つ打つ手打ちの刻印で刻みました。
ご納品時には「とてもいい感じです!」と喜んでいただきました。
お二人のキラキラとした笑顔が印象に残っています。
どんな指輪をつくりたいかイメージが湧かなくても
いざ選びだすとお好みがよく似ていて
お二人の仲のよさを感じました。
またアトリエに遊びにいらしてくださいね。
代官山アトリエ
プランナー:今井
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