Case Study #658
『梨地の加工を施した覆輪留めの婚約指輪』
ダイヤモンドプロポーズを経て
婚約指輪を選びにおふたりでご来店くださいました。
「こんな感じのデザインがよくて」と
写真を見せてくださいましたね。
「一番イメージに近い」と選ばれたのは
ダイヤモンドを地金で包み込むように留めた
覆輪のフォルム。
「爪」で石を留めていないため、
お洋服に引っ掛けてしまう心配が少なく
普段から身につけやすいデザインとなっています。
覆輪留めのデザインは、
婚約指輪を日常使いしたいという女性の希望を聞いて
男性がたくさん調べておすすめしたフォルムでしたね。
丸みを帯びた形はシンプルながらも
可愛らしい印象を与えてくれます。
リングの腕の部分は
丸みをつけた甲丸のフォルムでお仕立てしました。
角を落としているため着け心地がよく、
柔らかい印象になります。
マット加工に興味があった女性。
そんな女性が数あるサンプルから
選んでくださったのは”梨地細”の加工でした。
“梨地細”とは
ガーネットの石の粒を
水と一緒に何度もリングに繰り返し
流し当て加工を施しています。
マット加工の中でも
均一に艶が消えているため
肌に馴染みやすいです。
「落ち着きがあって、
より身につけやすい感じがする」と
気に入ってくださいましたね。
また、全面にマット加工を施したことで
よりダイヤモンドの煌めきが映える
仕上がりになりました。
お留めしたダイヤモンドは、
男性がお相手様のことを考えながら
大きさや評価にこだわって選んだものです。
「より良いものをプレゼントしてあげたい」と
とても綺麗なお石をお選びいただきました。
リングの素材はイエローゴールド。
マット加工も相まって、
ナチュラルな印象に仕上がりましたね。
ご納品時には、
「イメージ以上の仕上がりですごくいいです!」と
おふたりにお喜びいただけて、安心いたしました。
この度はおふたりの大切な
婚約指輪の制作をお任せいただき、
誠にありがとうございました。
メンテナンス等、
お気軽にアトリエに遊びに来てくださいね。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:矢沢
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