『アレンジをたくさん取り入れたギメルリング』

 
インスタグラムで鶴を見つけたことをきっかけに
ご来店くださったお二人。
 
試着を重ねるうちに「ギメルリングがいい」
と気に入ってくださいましたね。
 
2つのリングが1つになるギメルリングは、
2人が1つの家族になることをイメージして
お作りしています。
 
お好みに合わせて2種類の地金、
テクスチャーをお選びいただけるため、
アレンジ豊富で人気があるデザインです。
 

 
男性のリングは
“平打ち”フォルムをベースに
プラチナとホワイトゴールドを
組み合わせてお仕立て。
 
“平打ち”フォルムは手元に
存在感を与える様な
フラットな形が特徴です。
 
4.0mm幅でお仕立てしたことで
重厚感のある仕上がりになりました。
 
表面の加工は
「マット加工を取り入れたい」という希望から
プラチナ側に”錆”の加工、
ホワイトゴールド側に”タガネ鎚目粗面”の
加工をそれぞれ施しました。
 
落ち着きのある”錆”加工は、
金槌の表面をあえて錆びさせ、
リングに押し当てることで
表情を作っています。
 
その時の錆具合によって、
テクスチャーのかかり方が異なるため
世界でたった1つの、特別感溢れる
仕上がりになります。
 
まるで和紙を貼り付けたような独特な輝きを
気に入ってくださいました。
 
“タガネ鎚目粗面”は
鎚目の加工の1つ。
一面一面が小さく、ぽこぽことした凹凸は
指に柔らかく馴染んでくれます。
 
鎚目のクラフト感、
オーダーメイドらしさも楽しめる
仕上がりになりましたね。
 

 
女性のリングは
“平甲丸”フォルムをベースに
ピンクゴールドとイエローゴールドを
組み合わせてお仕立て。
 
“平甲丸”フォルムは
リングの角を落として
なだらかな丸みをつけています。
角を落としたことで、柔らかく優しい
印象に仕上がりましたね。
 
幅は細めがお好みとのことで
ギメルリングの中で最も幅の細い
3.0mmを選ばれました。
 
表面の加工は
「ツヤとマットを組み合わせたい」
という希望からピンクゴールド側に
“サテン細”の加工を施し、
イエローゴール側は艶々に磨き上げる
“鏡面仕上げ”でお作りしました。
 
“サテン細”は格子状に細い線をヤスリ入れることで、
まるでサテン生地のような
質感を感じられるテクスチャー。
柔らかに光を取り込み
お手元を優しく包み込んでくれます。
 
また、一方を艶々に磨き上げたことで、
ツヤとマットのコントラストが美しい、
上品な仕上がりになりました。
 
さらに、ピンクゴールド側には
ダイヤモンドを1ピースお留めしました。
 
ダイヤモンドの数やお留めする位置まで
しっかりと考えてくださいましたね。
 

 
リングの内側にはレーザー刻印で
ご入籍日とお二人のイニシャルをお入れし、
内側部分にまでお二人の想いが乗った
仕上がりになりました。
 

 
この度は、お二人の結婚指輪をお任せいただき
ありがとうございました。
 
ご納品後に控えられていた
ご結婚式は無事終えられましたでしょうか？
 
お二人のこれからの人生に寄り添う
大切な結婚指輪として、
永く身につけてくださることを
心より嬉しく思います。
 
末永くお幸せに！
 
鶴　代官山アトリエ
プランナー：矢沢
 
 
 
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