Case Study #496
『それぞれのお好みを大切にしたギメルの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-025(アレンジ一覧)
素材:コンビリング
フォルム:ギメルリング
テクスチャー:鏡面仕上げ・サテン荒
リング幅:左 4.0mm/右 3.0mm
刻印:レーザー刻印no.5
宝石:ダイヤモンド
「ギメルリングが気になっています」と
お話ししてくださったおふたり。
たくさんあるサンプルリングの中から
はじめにお手に取られたのは
「ギメルリング」でした。
ギメルはラテン語で
「双子」を意味しています。
名前のように
リングの中心で2本がぴったりと
重なり合うように
おつくりしているリングです。
このリングには
「ふたりが1つの夫婦になる」
「決して離れない」という
願いが込められています。
この意味合いも併せて
ギメルリングを
気に入ってくださいましたね。
男性のリングは、
プラチナとイエローゴールドの組み合わせ。
ボリュームのある
4.0mmの幅でお仕立てしています。
“丸みのあるフォルムがいい”
というご要望から、
リングのベースとなる形を
”平甲丸”にアレンジ。
さらに、リングの内側の角を落とし
丸く仕上げる
“内甲丸”の加工も施しています!
リング内側の角を落とすことで
指通りが滑らかになり
つけ心地が良くなります。
青白い輝きが
クールな印象を与えるプラチナに、
肌馴染みのいいイエローゴールドを合わせることで、
ボリューム感のあるギメルリングでも
指に自然と馴染むおしゃれな結婚指輪になりましたね!
女性のリングは、
イエローゴールド1色でお仕立て。
男性のリングよりも細身の
3.0mm幅でおつくりしたことで
華奢な印象になりましたね。
さらに女性のリングも、
リング表面と内側の角を落とし
滑らかなつけ心地に仕上げました。
表面の加工は
1本は艶々に磨き上げる
「鏡面仕上げ」でお仕立て。
もう1本はヤスリをかけて
お仕立てしています。
リングに対して垂直に線を重ねるようにして
ヤスリをかけることで、
刺繍のようにも見える
重厚感のある仕上がりになりましたね。
さらに、ダイヤモンドを3ピース、
流れるようにお留めしました。
ダイヤモンドを留めることで
上品で華やかな印象になり、
お手元を美しく魅せてくれます。
刻印はレーザーでお入れし、
上段におふたりのお名前、
下段にはご入籍日をお入れしました。
2段に分けてお入れできるのも
ギメルリングならではの良さですね!
改めて、これからの幸せなお二人の日々に
鶴の結婚指輪が寄り添ってゆけることを
心から嬉しく思います。
メンテナンス等で、
またお二人に再会できる日を
楽しみにお待ちしておりますね!
これからも末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:矢沢
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