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forged wedding ring | 結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドブランド 鶴 (mikoto)

forged wedding ring
鍛造製法の結婚指輪

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鍛造と鋳造の違い

鍛造(たんぞう)

鍛造の結婚指輪の製法
密度の高い精錬された金属を使用して指輪の形に成形していきます。鍛造でつくる指輪は鋳造でつくるよりも金属に強度が増し、歪みが出にくいとされています。繊細なデザインよりは、シンプルで重厚感のある結婚指輪らしいデザインとの相性が良いです。

鋳造(ちゅうぞう)

鋳造の結婚指輪の製法
つくりたいデザインの指輪の型に金属を流し込み成形し、そこから指輪を磨いていきます。一度型を作ってしまえば何度も同じフォルムで指輪を制作することができます。
一般的に指輪をお仕立てする際には多く用いられる製法であり、繊細なデザインや、ウェーブ・ひねりが入ったようなデザインも綺麗に作ることができます。

鍛造の魅力

魅力①:なんといっても強度

精練された金属を使用することにより、金属の硬度や強度が高いもので指輪を作ることができます。鋳造に比べて金属の密度が高いため硬度・強度が高くなり結婚指輪が歪みにくく丈夫になります。
そのため、耐久性が心配とされる幅の細いデザインの結婚指輪も鍛造製法でお仕立てすることにより変形のリスクを減らしてあげることができます。

魅力②:表面の艶やかさ

鍛造製法を用いた結婚指輪は、金属の密度が高い分磨けば磨くほど輝きが増していきます。結婚指輪らしい艶のあるシンプルなデザインをお探しでしたら鍛造で特別感のある輝きを出してあげるのも素敵ですね。
鍛造製法の結婚指輪

鍛造でつくる結婚指輪の価格

鍛造は伝統的な日本の技術の一つであり、古くから刀づくり等で用いられていたものです。そのため、鍛造で指輪をつくるには職人の技術や経験が必要不可欠です。
鶴では鍛造と鋳造どちらの製法でも指輪をお仕立てすることが可能です。どちらの製法も職人が手作業でお客さまの想いやこだわりを汲み取り、一本一本指輪と対話しながら仕立てていきます。
ただ、同じデザインの指輪でも鋳造と鍛造では製法が異なり、鋳造よりも加工の難易度が上がるため、どうしても値段や納期に差がでてきます。
そのため鶴で鍛造製法にて制作する場合には、鋳造製法でお仕立てする料金よりもペアで+10万円程の加工賃が発生することと、結婚指輪をお渡しするまでに2.5ヶ月~3.5ヶ月ほどお時間をいただくことを事前にご案内させていただいております。

鍛造の価格と納期の目安

価格:鋳造の結婚指輪+10万円程 (※ペアの価格)
納期:2.5ヶ月~3.5ヶ月
鍛造製法でつくる結婚指輪

鍛造でお仕立てする結婚指輪の印象

鍛造は鍛えられた密度の高い棒状の地金をリングの形に成形していく製法のため、デザインはストレートのフォルムでシンプルなデザインでの加工をご案内しています。
シンプル且つ結婚指輪の表面の輝きや耐久性、重厚感を求められるなら鍛造は自信を持ってお勧めできる製法です。もちろん下記お写真左リングのようにマット加工を施すことも可能です。
また、鍛造で仕立てた結婚指輪は、鋳造で仕立てた結婚指輪と比べると、重厚感があり地金の重みを感じることができます。地金のしっかりとした重みは指に落ち着きを与えてくれ、より着け心地の良いフィット感を感じられます。
さらに、金属を鍛え質をあげることによって着け心地も滑らかに、金属の中に含まれる空気や内包物を排除することにより凹凸感のない、上質で滑らかな着け心地になります。その滑らかさは着け心地だけでなく、見た目にもシルクのような質感を感じることができます。
鍛造のホワイトゴールドの結婚指輪

鍛造の結婚指輪のデザイン例

鍛造製法の結婚指輪のデザインと価格についていくつかご紹介いたします。
ぜひデザインの参考にしていただければと思います。
サテン細の加工を施した鎚目の結婚指輪

サテン細の表面加工を施したリング

リング詳細

M:プラチナ(Pt900) / 3.0mm / 平甲丸リング ¥234,300-(税込)
F:プラチナ(Pt900) / 2.5mm / 平甲丸リング ¥221,100-(税込)
格子状に細い線が重なり合って布のような柔らかさを感じることができる、”サテン細”の加工を施しました。ふんわりとした繊細な表情を楽しむことのできるテクスチャーです。
鎚目加工を施した鍛造の結婚指輪

マットな鎚目と艶のある鎚目をペアにしたリング

リング詳細

M:プラチナ(Pt900) / 2.5mm / 平甲丸リング ¥235,400-(税込)
F:ホワイトゴールド(K18WG) / 2.0mm / 平甲丸リング ¥246,400-(税込)
指輪の表面を打ちつけることによって、ランダムにぽこぽことしたクラフト感を楽しめる”鎚目”。上記写真では男性リング(左)に”マット加工の鎚目”、女性リング(右)に”艶加工の鎚目”をお入れしています。
鎚目大を施した鍛造の結婚指輪

フラットな面に大きく輝く鎚目ならしが魅力的のリング

リング詳細

M:プラチナ(Pt900) / 3.0mm / 平打ちリング ¥239,800-(税込)
F:プラチナ(Pt900) / 3.0mm / 平打ちリング ¥239,800-(税込)
平打ちリングをベースに面のフラットな工具を使って大きな面の鎚目を打ち込んでいった”鎚目ならし”を施したリング。スクエアな面が、見る角度によってキラッと光を反射してくれるスッキリとしたデザインです。
梨地艶出し加工を施した鍛造の結婚指輪

梨地粗艶出し加工を全面に施したリング

リング詳細

M:プラチナ(Pt900) / 2.5mm / 平甲丸リング ¥221,100-(税込)
F:ホワイトゴールド(K18WG) / 2.0mm / 平甲丸リング ¥232,100-(税込)
丸みのなだらかなシンプルなフォルムの指輪にマットの中でも上品に艶めく”梨地粗艶出し”加工を施しました。落ち着いた中にもつるんとしたきめの細かいマット手元に温かい印象を与えてくれます。
錆加工を施した鍛造の結婚指輪

錆加工を施した平打ちリング

リング詳細

M:プラチナ(Pt900) / 2.5mm / 平打ちリング ¥231,000-(税込)
F:イエローゴールド(K18) / 2.5mm / 平打ちリング ¥253,000-(税込)
落ち着きと上品な艶を感じることができる、錆(さび)の加工を施しました。工具を錆させて、出た錆の模様を指輪に転写していくことで表現する特殊な輝きを楽しめるテクスチャーです。

鋳造製法の誤解と鶴の鋳造について

鍛造の魅力や特徴についてご紹介させて頂きました。指輪の重厚感や耐久性は、鍛造でしか出せないものがあります。
「鋳造の指輪は耐久性が悪く歪みやすい」という理解をされている方がいらっしゃいますが、鋳造が歪みやすいというわけではありません。
鋳造そのものも日常生活で変形しないような強度を持ち合わせており、あくまでも鍛造と鋳造を比べると鍛造の方がより強度が強い製造方法であるということを理解して頂ければと思います。
加えて、鶴の鋳造で仕立てる指輪はしっかりと厚みをとり、たっぷり地金を使用することによって結婚指輪として長く使っていただける耐久性を兼ね備えていますので、鋳造製法しか制作できないデザインの場合でもご安心していただければと思います。
一生身につけていく大切な結婚指輪。鍛造、鋳造それぞれの特徴を捉えて、お二人のお好みに合わせて製法を考えてみてくださいね。

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