Case Study #524
『落ち着きのあるマット加工を施した甲丸S字の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-006a(アレンジ一覧)
素材:ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム: ウェーブ(カーブ)・S字
テクスチャ:ヘアライン・鏡面仕上げ
リング幅:左3.0mm / 右3.0mm
ご入籍日に合わせて結婚指輪をお探しで
アトリエにお越しいただいたお二人。
既製品の指輪も含めお店選びをされている中、
お二人にとって一店舗目に
鶴にご来店してくださいました。
オーダーいただいたデザインは
大きくカーブしたフォルムをベースに、
マット加工を施した結婚指輪。
制作を始めるまで二度ご来店いただきましたが、
シンプルなデザインが決め手だったと
お話ししてくださいましたね。
選んでいただいた18MA-006aは
大きく「無限大」を描いたフォルムが特徴的です。
終わりのない無限大の輪のフォルムは、
お二人の永遠の象徴である
結婚指輪としても
ぴったりなデザインですね。
リングの角を削り
丸みを持ったフォルムにすることで、
結婚指輪らしくお手元にフィットする
指馴染みの良い仕上がりとなりました。
そして、表面にお入れしたのは
“ヘアライン”というマット加工です。
しっかりと光沢感を持ちながら
光を受けて反射し、
艶やかに輝きますね。
名前の通り、
髪のキューティクルを連想させる
筋のように細かく入った線が特徴ですが、
自社工房にて
一つずつ手作業で入れています。
職人による手作業だからこそ、
丁寧に施された
表面の質感にも
繊細さと温もりを感じます。
側面は、
表面と同じマット加工ではなく
艶々に磨いた
“鏡面仕上げ”を施しました。
表面と側面で質感を変えることで、
メリハリのある
凛とした印象になりましたね。
また、リングの素材は
お二人でホワイトゴールドに揃えました。
ホワイトゴールドの
黄色味がかった優しいお色味は、
ヴィンテージのジュエリーのような
深みのある
シックな印象に仕上がります。
最初に手に取られていたのは
お二人で違うお色味でしたが、
互いが身に着けることのできるお色味を
お揃いで選ばれました。
お二人でデザインを合わせた
シンプルで素敵な仕上がりとなりましたね。
ご納品の際、
仕上がったリングをご覧になると
笑顔を見せてくださいました。
「リングが出来上がるのを
すごく楽しみにしていたんです」と
お話していた女性。
仕上がりにご満足いただけたようで、
こちらも嬉しく思っております。
ご納品からお時間が経ちましたが
無事にご入籍の日を迎えられたでしょうか。
またメンテナンスなど
お二人のご都合がよろしいときにいつでもお越しくださいね。
お二人の末永い幸せを心よりお祈りしております。
鶴 大宮アトリエ
プランナー:乾
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