Case Study #330
『マットのテクスチャーをベースに花火の彫りが輝く結婚指輪』
結婚指輪:21TE-037(アレンジ)
素材:プラチナ(Pt900)・ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:ストレート・平甲丸
テクスチャー:ヘアライン・花火彫り
リング幅:左 3.0mm / 右 2.5mm
宝石:アクアマリン
日本らしいデザインの結婚指輪をお探しで
鶴までご来店くださったお二人。
そんなお二人は事前にInstagramで
“花火の彫り”を見つけて来てくださいました。
男性のリングの上に女性のリングを重ねると
一輪の花火の絵柄が浮き上がります。
花火は日本の夏の風物詩。
日本らしい、和の雰囲気を感じられる
指輪をお探しだったお二人には
ぴったりのデザインでしたね!
ベースの部分をマット加工にし、
花火の絵柄を彫り入れることによって
彫り部分だけがキラッと輝く
メリハリのある仕様となりました。
また、職人が手で彫り入れる和彫りの花火模様は
失敗の許されない緊張が走る作業なだけあって
繊細さの中にもどこか力強さを感じることができます。
男性はプラチナ、
女性はホワイトゴールドでお仕立て。
プラチナの青みがかったお色味は
男性の手にすっきりと馴染みましたね。
また、ホワイトゴールドのあたたかなお色味は
女性の柔らかい優しい雰囲気にぴったりでした。
指輪の側面には
表面と同じマット加工”ヘアライン”をお入れし、
全体に統一感を出しました。
“ヘアライン”加工は、
同一方向に撫でるようにヤスリを入れ、
細い線をお入れした加工。
サラサラと流れるような印象のテクスチャーで、
光に当たると軽やかに輝く爽やさが魅力です。
お二人同じテクスチャーをお入れしたことで
お揃い感もぐんと上がりました。
指輪選びからご納品までとても楽しそうに
指輪を見てくださったお二人。
そんなお二人のご結婚指輪の制作に携われたことを
本当に嬉しく思います!
お二人の末永い幸せを心よりお祈りしております!
またお気軽に遊びにいらしてくださいね。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:吉田
516