Case Study #712
『こだわりのアンティークな婚約指輪』

お二人でこだわれる婚約指輪をお探しで、
鶴にご来店くださいました。
たくさんのサンプルを1つ1つ試着しながら、
お手元に合うデザインを探されておりましたね。
そんなお二人が選んだのは、
繊細な装飾をあしらったEN-013。
中心のダイヤモンドの両脇に、
小さなメレダイヤが散りばめられた、
華やかなデザインです。
また、メレダイヤの間に
菱形のフォルムを交互に挟むことで
華やかさの中に、すっきりとした印象も。
他にはないデザイン性を
お二人とも気に入ってくださいましたね。

リングの腕部分には、
ミルグレインという装飾を施しています。
ミルグレインは、
ラテン語で”千の粒”を意味することから、
「永遠」「長寿」という意味も込められております。
長く共に過ごすお相手へ、
永遠の愛を誓う婚約指輪にはピッタリの装飾です。
ミルグレインは、職人が1粒1粒丁寧に
手作業で打ち入れているため
均等にお入れすることは難しく、まさに職人技です。
お二人はベースの質感を、
“ヘアライン”というマット加工にすることで、
ミルグレインが際立ち、
アンティークさも感じられる仕上がりになりました。

またリングを着用したときの
手のひら側にもお二人のこだわりが
詰まっております。
菱形の部分とは違った質感の
マット加工を施すことで、
二つの表情を持ち合わせた
唯一無二な婚約指輪になりました。
ランダムにヤスリがけをした
”サテン荒(縦)”といテクスチャーは
光を反射し、ラメのような煌めきが魅力です。
正面のダイヤモンドだけなく、
リング全体の華やかさを大切に
マット加工もお選びいただきましたね。

ダイヤモンドは男性お一人で選定され、
アトリエにある一番大きなサイズのダイヤモンドを
女性にサプライズで選ばれました。
「一生ものなので大きいものをあげたい」という
男性の想いが込められております。
お色はホワイトゴールドでお仕立て。
温かみのあるホワイトゴールドは、
肌馴染みがよく、お手元を優しく照らしてくれます。
ホワイトゴールドをマット加工にすることで、
アンティークさとエレガントさを兼ね揃えた
お二人だけの婚約指輪に仕上がりました!

ご納品は直接お渡しできず
残念ではございましたが、
お二人のイメージ通りに
仕上がっておりますでしょうか。
また、サプライズでお選びいただいたダイヤモンドは
お喜びいただけましたか。
こちらに遊びに来た際には、
是非アトリエにお立ち寄りくださいませ!
女性のお手元に馴染んだ婚約指輪を
見られることを楽しみにしております。
末永く、お幸せに!
鶴 大宮アトリエ
プランナー:小島
2773