Case Study #342
『アシンメトリーカットが美しいカジュアルな結婚指輪』
結婚指輪:18MA-008
素材:ピンクゴールド(K18PG)・イエローゴールド(K18YG)
フォルム:多面体・ストレート
テクスチャ:サテン荒
リング幅:左3.0mm/右2.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド・ブルートパーズ
“多面体のリングのデザインが気になっています”と
アトリエにお越しになったお二人。
金鎚で叩いて凹凸を作る鎚目のデザインとも
迷われていましたが、
お二人の心はすでに決められていましたね!
たくさんのコレクションリングの中から、
お二人が選ばれたのは、“多面体”のリング。
フラットな面を一面ずつ削りながら作っていく
“多面体”のリングは、
大きさ、形がさまざまな面でデザインされている為、
個性的ながらも、繊細な印象を与えてくれます!
男性のリングの幅は、
お手元にしっかりと映える3.0mm幅でお仕立てし、
重厚感のある印象に。
地金のお色味は、
イエローゴールドとも悩まれていたのですが、
優しいお色味を気に入ってくださり、
“ピンクゴールド”を選ばれましたね。
鶴のピンクゴールドは、
程よく赤みを残した金属配合をしているので、
肌馴染みがよく、ナチュラルに
身に着けることができます。
女性は、幅の細いリングがお好みでしたが、
永く身につけること、そしてリングの強度を考え、
2.5mm幅でお仕立ていたしました!
地金のお色味は、
お手元をより華やかに魅せてくれる、
”イエローゴールド”を選ばれました。
トップにお留めした1ピースのダイヤモンドは、
女性のこだわられたポイントでしたね!
”可愛く見えるように”と、ダイヤモンドの大きさ
そして、多面体の面とのバランスを考え、
ダイヤモンドをお留めする専用の面を制作させて
いただきました!
リングの表面と側面には、
お二人のお好みがぴったりと合った
”サテン荒”加工を施しました!
粗めのヤスリを用いて、ランダムにリング表面に
凹凸をつけることで生まれる“サテン荒”加工は、
マットな表情の中にも、繊細な地金の煌めきを感じられる鶴のオリジナル加工です。
リングの側面まで同じマット加工を施したことで、
指輪全体に一体感のある仕上がりとなりましたね!
リングの内側には、
“かわいい!”とおっしゃっていただいた、
鶴のブランドロゴをお二人のお名前を繋ぐように、
そして、”14.05.2021”のお日付と、
タンザナイトの宝石をお留めさせていただきました!
リングの内側は、
普段身につけると見えない部分ではありますが、
お二人だけが知っている、特別な場所でもあります。
そんな特別な場所に、”鶴のロゴを入れたい”と
おっしゃっていただけたことをとても光栄に思います!
楽しそうにお話をしながら
デザインを決められている姿が印象的だったお二人。
“お揃い感”そして、毎日つけるものだからこそ、
日常生活に自然と溶け込むような“着け心地”を大切にしたお二人らしい素敵な結婚指輪になりましたね!
“こんなに可愛く綺麗に仕上げていただいて、
本当にありがとうございます!”
”木の箱も、ピンクゴールドもいい感じです!”と
お二人に終始笑顔で喜んでいただけて、
私もとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました!
手作り感が溢れ、
温かみのある印象の多面体のリングは、
いつも優しいおふたりの雰囲気にとってもお似合いですね!
改めて、お二人の大切な結婚指輪をお任せいただき
本当にありがとうございました。
これから先の幸せな結婚生活に
鶴の指輪が寄り添えることを大変嬉しく思います!
またいつでもアトリエに遊びにきてくださいね。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:飯島
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