Case Study #301
『自分のためにお仕立てするプラチナのファッションリング』
遠方からお越しいただいた女性。
ファッションリングとしての指輪をオーダーしたい、と
ご相談にいらっしゃってくださいました。
たくさんのサンプルリングの中から
気になったのは”平打ち”という
指輪の断面が四角くなるエッジの効いた
シャープなフォルムでしたね。
また、マットと光沢や2色のデザインなどに
目をとめていただくことが多く、
二つの質感を取り入れられるデザインを中心に
ご提案させていただきました。
2つの質感を取り入れることのできるデザインは
いくつかご用意がありますが
一番気に入っていただいたのが
18MA-009bの”布目タガネ”と”ヘアライン”
二つのテクスチャーを平打ちリングに加えた
スッキリとした印象の指輪でした。
指輪の上部3分の1には、
細かく刻んだような”布目タガネ”を入れました。
また、下側3分の2には
マットの質感の中にも髪の毛のキューティクルのような
艶やかな表情ももつ”ヘアライン”の加工を施しています。
全体的にはマットな質感で
落ち着いた印象になりながらも
柔らかい印象の艶感も感じられる仕上がりに。
また、指輪の幅はご自身のお指とのバランスを考えて
3.0mm幅にてお仕立てしております。
指輪の幅は印象を身に付けた時の印象を操作する
重要な要素です。
アトリエにある幅サンプルをご着用いただきながら
ご自身が”いい!”と感じる幅を選んでいただきました。
指輪の内側には丸みをつけて仕上げる
”内甲丸”という加工を施しています。
指に吸い付くような着け心地を気に入っていただき、
見えない部分にはなりますが
こだわりをしっかりと取り入れてオーダーしていただきました。
普段からシルバー色のアクセサリーを身につけることも多いとのことで
お持ちのアクセサリーとも合わせて身に付けていただけるような
仕上がりになりましたね!
ご納品は郵送で行わせていただきましたが
完成した指輪をたくさん身につけていただいて
ファッションを楽しんでいただけていると嬉しいです!
また東京にお越しいただいた際には
ぜひアトリエまでお立ち寄りくださいませ!
再会できる日を心より楽しみにしております。
銀座アトリエ
プランナー:尾崎
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