Case Study #348
『お揃い感を大切にした、バイカラーの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-022
素材:プラチナ(Pt900)・ホワイトゴールド(K18WG)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:U字・ウェーブ (カーブ)
テクスチャ:サテン細・鏡面仕上げ
リング幅:左2.5~3.2mm / 右2.5~3.2mm
刻印:手打ち刻印
宝石:サファイア
インスタグラムを見て
アトリエにお越しになったお二人。
たくさんのコレクションリングをご覧になりながら、
“まだどんなデザインにしようか決めていなくて、、”と
お話ししてくださいましたね。
ご試着を重ねていくうちに、
“つけ心地が良く、永く身につけても飽きのこないデザイン”が
お好みということがわかってきました。
そんなお二人が選ばれたのは、
2色の異なる地金を使用した、
指に馴染むカーブフォルムが特徴的な
“U字コンビ”のリング。
リングトップが、
アルファベットの”U”の字にカーブしたフォルムは、
ナチュラルで、優しい印象を与えてくれます。
普段はアクセサリーを身につけないという男性。
“さりげなく身に着けられるように”と
ベースとなる地金はプラチナで、
リングの中心流れるようデザインされた
パーツ部分には、
ホワイトゴールドを選ばれました。
結婚指輪らしい印象を与えてくれる光沢のある
”鏡面仕上げ”に、
肌馴染みの良いマット加工の
”サテン細”を組み合わせることで、
“普段アクセサリーを身につけない”という男性でも、
お手元に自然と馴染む仕上がりになりましたね!
女性のリングベースは、
男性とお揃いのプラチナでお仕立てし、
パーツ部分には、”可愛い!”と
おっしゃっていただいた
ピンクゴールドの地金を組み合わせました!
パーツ部分には、男性とお揃いの
”サテン細”のマット加工を施すことで、
お色味違いでも、お揃い感を上手に演出。
青白い輝きを放つプラチナのリングベースに、
温かみのあるピンクゴールドの
マット加工を施すことで、
柔らかく優しい印象に仕上がりましたね!
“リングの表面加工はどうしよう、、”と
真剣に悩まれていたお二人。
肌馴染みの良いマット加工も
気に入ってくださっていましたが、
“結婚指輪らしくていいね!”と、
ベースは”鏡面仕上げ”でお仕立ていたしました。
中心のパーツ部分には、
“人と被らないのがいいね”と
マットの加工を組み合わせることに。
鶴では、マットの加工も豊富にご用意している為、
お二人ともとても悩まれていましたが、
“綺麗だね!”とお好みがぴったりと合った
“サテン細”を選ばれました!
“サテン細”の加工は、表面をよく見ると、
繊細な線が格子状に入っており、
まるで本物の”サテン生地”のような、
滑らかな質感を演出してくれます。
マットの加工を施したパーツ部分が、
表面から側面に沿って
流れるカーブを描いていることで、
丸みを帯びたU字のフォルムを
より一層美しく引き立たせます。
光沢のある鏡面仕上げと、
マット加工を組み合わせることで、
メリハリのある印象に仕上がりましたね!
“永く身につけるものだから”と
着け心地にもこだわられたお二人は、
“内甲丸”加工を施しました。
リング内側の角を程よく落とすことで、
指に吸いつくような、滑らかなつけ心地を実現。
リングの内側には、手打ち刻印で
“お二人が夫婦になったお日にち”と
“サファイア”の宝石をお留め致しました!
“手打ち刻印”とは、
職人が丁寧に一つ一つ文字を打ち込んでいく
伝統技法のこと。
文字の自然な揺らぎが、
機械には真似することのできない、
手仕事ならではの温かみを感じることができますね!
たくさんのこだわりを込めて
完成したお二人だけの結婚指輪。
箱を開けた瞬間の”わぁ!綺麗!”と
喜ぶお二人のお姿がとても印象に残っています。
一生に一度の大切な結婚指輪選びの
お手伝いができたことを大変光栄に思います。
あれからしばらく経ちますが、
お手元に指輪は馴染んできたでしょうか?
これから先の幸せな結婚生活に、
お二人を繋ぐお守りのような存在として
鶴の指輪が寄り添えることをとても嬉しく思います。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:飯島
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