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Case Study #621 | 結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドブランド 鶴 (mikoto)

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Case Study #621

『一輪の桜と花吹雪を和彫りで表現した結婚指輪』

一輪の桜と花吹雪を和彫りで表現した結婚指輪
 

【アレンジ詳細】
結婚指輪:22TE-040アレンジ一覧
素材:プラチナピンクゴールド
フォルム:平甲丸ストレート
テクスチャ:彫り梨地細
リング幅:2.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:エメラルドタンザナイト

 
周りと被らないように
日本のブランドで探していると
お話してくださったお二人。
 
そんなお二人が興味を持たれたのは
”和彫り”を施したデザインです。
 
和彫りは”タガネ”という工具と金槌を用いて
職人が手作業で彫り入れていく伝統的な技法のこと。
 
鶴の和彫りは花火や藤、桜など
和柄をいくつかご用意しております。
 
実際のサンプルや
アレンジ画像などもご覧いただいた中で、
お二人が特に気に入ってくださったのが
”桜”の和彫りでした。
 
桜の彫り模様を施した結婚指輪
 
リング正面には
お二人のリングを重ねることで桜が完成するよう、
一輪の桜をあえて半分ずつ彫り入れ、
結婚指輪らしいお二人の繋がりを
大切にしたデザインでお仕立て。
 
日本を感じられる桜模様の結婚指輪
 
また、桜の周りには舞う花吹雪をイメージし、
ランダムに桜の花びらを彫り入れています。
 
ベースの形は”平甲丸”のストレート。
 
少し角を削り丸みをつけたフォルムは
角が立っている”平打ち”のような
シャープな印象を持ちつつも、
ふっくらとした”甲丸”のような
柔らかい印象も併せ持ったリングに仕上がります。
 
桜の彫り模様を施した色違いの結婚指輪
 
リング表面に施したのは
鶴の数あるテクスチャーの中でも
特に光沢感を抑えた”梨地細”というマット加工。
 
和彫りは彫った部分が煌めくため、
梨地細を加工することでコントラストが生まれ、
彫り入れた桜が際立つ仕上がりになりました。
 
男性は結婚指輪らしい上品な輝きのプラチナ、
女性は桜を連想させるような
ピンクゴールドでお仕立て。
 
お二人それぞれのお好みに合わせて
迷うことなくお選びになりました。
 
幅は当初、桜を目立たせたいお気持ちから
3.0mmを希望されていたお二人。
 
ただ、女性の手に対して
リングが太く見えてしまうことを気にされ、
2.5mmとの二択で最後まで悩まれていました。
 
悩みに悩んだ末、
少し細くても彫りが綺麗に入ることから
2.5mmでおつくりすることに。
 
桜の彫りの存在感がありつつも、
手元に馴染んで見える幅に
仕上がりましたね。
 
2人の名前を刻印した結婚指輪
 
内側には内石と共に
お二人のお名前を”手打ち刻印”でお入れしました。
 
手打ち刻印は職人が一文字ずつ打ち込んでいくため、
文字に揺らぎが生まれ、
手作りの温かみを感じることができます。
 
内石はお二人それぞれのお誕生石である
エメラルドとタンザナイトをお留めしました。
 
桜の模様が美しい日本製の結婚指輪
 
ご納品の際には
お二人のリングを重ねて咲いた桜の花を見て
「綺麗!」と笑顔で言ってくださったことが
印象に残っています。
 
改めてこの度は大切な結婚指輪の制作を
鶴にお任せいただき、
誠にありがとうございました。
 
満開の桜のように
お二人の笑顔が咲き誇る
素敵な日々が続いていきますことを
心よりお祈りしております。
 
末永くお幸せに。
 
 
鶴 千葉アトリエ
プランナー:中野
 
 
 
2110

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