Case Study #622
『爽やかなアクアマリンが印象的な婚約指輪』
婚約指輪:22EN-021(アレンジ一覧)
素材:ピンクゴールド
フォルム:ウェーブ(カーブ)・S字
テクスチャ:鏡面仕上げ
リング幅:~2.0mm
宝石:ダイヤモンド・アクアマリン
「”他と被らない婚約指輪が良い”と探していた時に
Instagramで見つけた鶴の指輪に惹かれた」と
お話ししてくださった男性。
お相手さまにも見せたところ、
良いと言ってくれたからと
お二人でアトリエにご来店されました。
しかし、お相手さまが
デザインをご覧になることはなく、
サイズを計測後、すぐにお帰りになったことが
印象に残っています。
実は、デザインは内緒にすると
お二人で決めていたそう。
お相手さまの好みはあまりわからないと
お話しされつつも、
事前にInstagramをご覧になって
気になっていたデザインを踏まえて
選んでくださいました。
男性がイメージされていたのは、
カーブ系のフォルム。
また、デザインをご覧になる中で
「石のサイズが大きい華やかな印象が良い」、
「中心のダイヤモンドを留める
爪の本数が6本の方が良い」と
より明確なイメージも
お話ししてくださいましたね。
最終的にお選びになったデザインは、
ご来店前から候補の一つとして
考えてくださっていた22EN-021。
ふっくらとした丸みのあるフォルムで
指あたりが良く、
小指から中指にかけて右上がりに湾曲した
S字のカーブが手の形にフィットする
着け心地の良いデザインです。
素材はピンクゴールドでお仕立て。
温かみのあるピンクゴールドの色味は
お手元に馴染みやすく、
柔らかい印象に仕上がります。
表面や側面は”鏡面仕上げ”を
お選びになりました。
まるで鏡のように
お顔が映るくらい艶々に磨き上げる鏡面仕上げは、
素材本来の美しい輝きを楽しむことができ、
その輝き故にお手元を明るく華やかに
見せてくれるところが魅力。
均一に光を反射するよう
複数のヤスリや研磨剤を使用し
細かく段階を踏んで磨き上げており、
まさに職人の技術が光る加工です。
そんな鏡面仕上げの輝きに負けないくらい
煌めきを放つダイヤモンドは、
男性ご自身でお選びいただいた一点。
お相手さまの手と
ダイヤモンドのサイズのバランス感や
希少性の高さにこだわり、
選んでくださいましたね。
そして、特に悩まれたのが
ダイヤモンドの両脇に留める色石の種類でした。
22EN-021のコレクションは
両脇にアクアマリンを留めていますが、
ご希望の際は色味や石言葉など
お客様のご希望に合わせて
別の色石に変更可能となっております。
お相手さまの誕生石や記念日の月の石などが
候補に挙がった中、
最終的に選ばれたのは男性のお誕生石であり、
コレクションにも使用している”アクアマリン”。
「幸福」という石言葉を持つアクアマリンが、
”お二人にたくさんの幸せをもたらしますように”と
願いを込めて制作させていただきました。
郵送でのご納品だったため、
直接お渡しすることはできませんでしたが、
いつか指輪を着けられたお相手さまの姿を
拝見できることを楽しみにしております。
改めて大切な婚約指輪の制作を
鶴にお任せいただき、ありがとうございました。
これからもお二人の過ごす日々に
たくさんの幸せが訪れますよう、
心よりお祈りしております。
鶴 千葉アトリエ
プランナー:中野
2289