Case Study #469
『アンティークな覆輪留めの婚約指輪』
お相手の方には秘密で
婚約指輪の制作をお考えだった男性。
お相手の方は指輪をよく身に着けることから、
男性は普段使いがしやすいようにと
”覆輪留め”のデザインをお探しでした。
”覆輪留め”とはダイヤモンドの留め方のことで、
ダイヤモンドの周りを地金で覆うようにして留めています。
立て爪のデザインと比べ、
お洋服への引っ掛かりの心配が要らないため
日常的に婚約指輪を身に着けていたいという方にはぴったりのデザインです!
中でも男性が選ばれたのは、
トップに向かって腕が細くなった22EN-020。
リボンのようなくびれのあるフォルムが
ダイヤモンドの輪郭を際立たせます。
ダイヤモンドは、実際にいくつか見比べ
その中でも透明度が高く
輝きが綺麗なものを選んでいただきました。
輝きがより引き立つようにと
腕の部分は艶をしっかりと抑えた
”梨地細”というマット加工に。
また、きらびやかなデザインよりも
シンプルで落ち着きのあるデザインを
ご希望だった男性。
ホワイトゴールドの色味でお仕立てすることで
アンティークジュエリーのような
深みのあるおしゃれな仕上がりに。
そして、ダイヤモンドを覆う地金の上には
”ミルグレイン”の加工を施しました。
ダイヤモンドの周りで
ミルグレインの粒ひとつひとつが輝きます。
ダイヤモンドを主役にするために
細部までこだわった素敵なデザインに
なりましたね。
そしてご納品から数日後、
男性よりプロポーズご成功の
ご報告をいただきました。
また、”ホワイトゴールドの色や
マットの質感はすごく好評でしたが
ダイヤの透明度の高さにいち早く気づいたことには驚きを隠せません!”
とお相手さまの反応が伺える
素敵なメッセージまでいただきました。
丁寧に心を込めて考えたデザインだからこそ、
その想いがリングに乗って伝わったのですね!
仕上がったリングを着けられた
お相手さまのことを想像すると
こちらまで幸せな気持ちに包まれます。
改めて、この度は大切な婚約指輪を
お任せいただき
誠にありがとうございました。
これからもお二人が
末永く幸せに過ごせますように
心よりお祈りしております。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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