Case Study #555
『ミルグレインの装飾を取り入れた細身の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-016(アレンジ一覧)
素材:イエローゴールド(K18YG)
フォルム:ストレート・V字・ウェーブ
テクスチャー:鏡面仕上げ・ミルグレイン
リング幅:左2.0mm / 右1.9mm
刻印:レーザー刻印no.8
宝石:ルビー・アクアマリン
人と被りにくい結婚指輪を
お探しだったおふたり。
鶴のInstagramを見て
ご来店くださいました。
ベースとなるフォルムについて、
サンプルリングの多さに驚きながらも
しっくりくるものを見つけるために
たくさんご試着くださいましたね。
サンプルリングをつけていく中で
おふたりとも細身のベースで
中心にミルグレインの装飾を施した
指輪を選ばれました。
「普段のファッションリングは幅が太めだから、
せっかくの結婚指輪は特別感を出したい!」
とのことで、あえて幅が細めの指輪をチョイス。
「新鮮でいい感じ」と
気に入ってくださいましたね。
男性の指輪は、ストレートのフォルムに
ミルグレインを一周施したデザイン。
“ミルグレイン”とは、小さな丸い粒を
指輪に連続して打ちつけることで生まれる装飾です。
粒の大きさ、間隔が整い整列するミルグレインは
職人が一粒一粒顕微鏡を覗き込みながら
打ち付け施していく、
手仕事の温かみを感じられる加工です。
ラテン語で”千の粒”とも言われるミルグレインは
リングに一周打ち込むと
粒の終わりがなくなることから、
永遠の幸せを願う装飾として
古くから愛されてきました。
ミルグレインの小さな丸い粒が光を反射して
輝きを放つことで、
お手元に、より華やかな印象を与えてくれます。
女性の指輪は、V字のフォルムに
ミルグレインを一周施したデザイン。
すっきりとした見た目ながらも、
ミルグレインの曲線がかわいらしい印象に。
細身の指輪でもミルグレインを施すことで
アンティークのような重厚感ある
雰囲気を出してくれます。
指輪の地金はおふたりとも
イエローゴールドでお仕立て。
普段はシルバー系のアクセサリーを
身に着けることが多いおふたり。
フォルム同様、
「あえて普段とは違う色にして
特別感を出したい」と
こだわってくださいました。
刻印はレーザー刻印。
ご入籍日とそれぞれのイニシャルをお入れし、
誕生石もお留めしました。
おふたりでお話を重ね、何度も書き直しながら
刻印内容を考えてくださっていたのが印象的です。
指輪の内側にまでしっかりと
おふたりのこだわりが詰まった仕上がりと
なりましたね。
メンテナンス等で、
またお二人に再会できる日を
心より楽しみにお待ちしておりますね!
そしてお腹の中のお子さまが
元気に生まれてくることを
祈っております。
これからも末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:矢沢
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