Case Study #556
『オリジナルのフォルムでお仕立てした結婚指輪』
結婚指輪:18MA-003(アレンジ一覧)
素材:イエローゴールド(K18)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:ストレート
テクスチャー:梨地粗艶出し・布目タガネ
リング幅:2.5mm
宝石:ダイヤモンド
お打ち合わせの際にご要望を伺うと
たくさんのイメージを教えてくださったお二人。
真っ直ぐに石が留まっているデザイン、
艶とマットの2つの質感を楽しめるもの、
リングのフォルムはストレート、と
お好みを事前にしっかりと考えて
くださっていましたね。
斜めに質感を2つ取り入れた
18MA-012のデザインも
気に入ってくださっていましたが
お二人のご希望は
真っ直ぐに質感が分かれているものでした。
そこで上側約1/3に角度をつけ
18MA-012の斜めの要素を取り入れながらも
真っ直ぐに質感が分かれたフォルムで
お二人の指輪を制作することに。
男性の指輪はイエローゴールドでお仕立て。
最初はマットな質感をメインで入れることを
イメージされていましたが
だんだんと艶々の鏡面仕上げを
気に入ってくださり
艶をメインにしたアレンジを施しました。
マットの部分は『梨地粗艶出し』という
マットをかけた後に艶をプラスした
柔らかな光沢をマットの中にも
感じられる加工です。
女性の指輪はお色違いの
ピンクゴールドでお仕立て。
指輪のフォルムは男性とお揃いにしましたが
質感は異なるものを選ばれました。
斜めに面を作った部分は艶々に磨き上げ、
『布目タガネ(交差)』というタガネを
使用した彫りを組み合わせています。
トップにはダイヤモンドを5石、
真っ直ぐに並べてお留めしました。
内側には文字ではなく、
お二人の誕生石を並べてお留めしました。
シンプルながらも
お二人の仲の良さが伝わってくるような
そんな素敵なアレンジですね。
お二人の指輪は試作リングを挟み、
艶とマットのバランスにこだわって
お仕立ていたしました。
そしてようやく迎えたご納品の日。
結婚指輪を納めた桐箱を開けた瞬間、
『すごい可愛い!』
と喜んでくださったのを
とてもよく覚えています。
こだわりが詰まったお二人の結婚指輪選びに
プランナーとしてお手伝いができたこと、
とても光栄に感じております!
ご納品からしばらく経ちましたが
指輪は馴染んできたでしょうか。
メンテナンスの際には
お気軽にご相談くださいね。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:尾崎
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