Case Study #412
『ミルグレインの粒の連なりが繊細なプラチナの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-005(デザイン一覧)
素材:ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:ストレート・甲丸
テクスチャー:鏡面仕上げ・ミルグレイン
リング幅:左 2.5mm / 右 2.0mm
刻印:レーザー刻印no.8
宝石:ムーンストーン・ペリドット
気さくで明るい雰囲気が素敵なお二人。
お二人で様々な意見を出し合いながら、
とても楽しそうにデザインを考えて
くださいましたね。
そんなお二人が試着を重ねていくうちに、
一番しっくりきたのは
シンプルな甲丸ストレートのフォルムに
ミルグレインが施されたデザイン。
艶々に磨き上げられた丸みあるストレートをベースに
1粒0.4mmの細かな丸い粒が連なっています。
ラテン語で”千の粒”
という意味をもつミルグレインは
“幸せが永遠に続くように”という
とても縁起の良い意味合いが込められた
伝統ある装飾です。
職人が手で直接指輪に打ち込んでいくミル打ちは
一粒一粒同じ間隔、同じ粒の大きさになるように
顕微鏡で覗きながら丁寧に打ち進めていきます。
緊張の走る作業なだけあって、
仕上がりには粒一つずつに力強さを感じられます。
しっかりと職人が手で打ち込んだものだからこそ
オーダーメイドならではの
丁寧なぬくもりを感じられる仕上がりに
なりましたね。
粒が連なって光に当たるミルグレインは
まるで宝石のようにキラキラと輝きます。
お色味はお二人ともホワイトゴールド。
あたたかみのあるホワイトゴールドは
お肌の色にも馴染みやすく、
普段使いにもぴったりのお色味でしたね。
細身の指輪がお好みであったお二人は
それぞれの手の形、手の大きさに合わせて
指輪の幅を変えてお仕立てしました。
男性は2.5mmで
しっかりと落ち着きを感じられる幅に。
女性は2.0mmでお仕立てし、
華奢で身軽な印象の指輪になりましたね。
一生ものの結婚指輪だからこそ、
シンプルさを大切にされたお二人。
シンプルなデザインの中にも
ミル打ちを加えたことによって
全体がキュッと引き締まり、
シックな印象になりました。
おつくりした結婚指輪が、
何十年とお二人の幸せの証で
あり続けられますように。
末永くお幸せに!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:吉田
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