Case Study #355
『それぞれのお好みの質感を取り入れたギメルリング』
結婚指輪:18MA-025(アレンジ)
素材:プラチナ(Pt900)・ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:平甲丸・ストレート
テクスチャ:サテン荒・サテン細・鏡面仕上げ
リング幅:左4.0mm / 右3.5mm
刻印:手打ち刻印
定番のものではなく、
オーダーメイドならではの
珍しいデザインがご希望だったお二人。
お二人が選んだのは、
二本のリングが絡み合い一つの指輪になった
ギメルリング。
独特なフォルムが思わず目を惹く、
デザイン性のある結婚指輪のひとつです。
二色の地金を組み合わせることができ、
組み合わせる色次第で印象ががらりと変わるので
結婚指輪にオリジナル感を出すことができます。
オーダーメイドならではの
珍しいデザインでお探しのお二人にとって、
ギメルリングはぴったりでしたね!
プラチナとホワイトゴールドの二色を選び、
柔らかく落ち着いた印象にしました。
二つの色味の差を出すために
艶々の鏡面仕上げと、
艶を抑えたマットの組み合わせに。
質感の異なる鏡面仕上げと
マットの組み合わせにすることで
一本一本のリングがくっきりします。
より二本連なるギメルリングの
フォルムの美しさが際立ちますね。
表面のマット加工は、
それぞれのお好みを取り入れることに。
”肌馴染みの良いホワイトゴールドだから
少し派手かな、と思うような加工でも
落ち着いた印象になるよね”と、
男性が選ばれたのは
ランダムに線の入ったサテン荒の加工。
毛流れのような質感が
ラメのようにキラキラと華やかで、
存在感のある印象です。
女性は、
交差状に線の入った繊細な”サテン細”の加工に。
サテン荒とは対照的な、
落ち着いた上品なきらめきです。
また、お二人とも
側面にまでマットをかけたことは
こだわったポイントのひとつです。
側面にも表面のマットと同じ加工を施すことで、
一体感が出てふんわりと優しい印象になります。
同じフォルム、同じ地金の色の組み合わせなので
よりサテン荒とサテン細の
二本のリングの質感の違いを
楽しむことができますね!
それぞれお好みの表面加工を取り入れた、
お二人らしい優しい印象のデザインに仕上がりました。
たくさん悩みながらも、形やデザインが決まるたび、
”オリジナル感出てきたね”と嬉しそうなお姿が印象的でした。
この度はお二人にとって
大切な結婚指輪を鶴にお任せいただき
ありがとうございました。
これからも、
こだわりが詰まったリングとともに過ごされる
お二人の末永い幸せを、
心よりお祈りしております!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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