Case Study #617
『表と裏で異なる彫りを入れた結婚指輪』
結婚指輪:20TE-032(アレンジ一覧)
素材:プラチナ
フォルム:ストレート
テクスチャ:サテン細
リング幅:左 2.5mm / 右 2.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド
好きなデザインを
詳細まで自分たちで考えられる、
鶴のオーダーメイドを
気に入ってくださったおふたり。
“着け心地が良く、永く身につけられるデザインか”
という観点を大切に、
おふたりで和気藹々と
沢山のリングを試着してくださいましたね。
そんなお二人が気に入ってくださったのは
平甲丸のストレートフォルム。
穏やかな丸みのある平甲丸のフォルムは、
すっきりと洗練された印象になり
飽きがきにくいデザインです。
また、程よく角を落とし
手馴染みの良い仕上がりになっているところも
お気に入りのポイントでしたね。
男性のリングの正面には、
星の彫りを施しました。
ワンポイントで星の彫りを入れることで、
オーダーメイドならではの
人と被らない特別感がでましたね。
女性のリングの正面には、
ダイヤモンドを1石、
後光留めでお留めしました。
ダイヤモンドを中心に、
周りの地金を”タガネ”という工具を用いて、
後光が差したように彫っていくことで
さりげなく男性のリングとのお揃い感を演出。
手のひら側には、
おふたりのリングを重ねた時に
1つの花火が浮かび上がるように彫りを入れました。
職人が1つ1つ手で彫り入れていく
職人技の詰まった花火の彫りは、
初めて見た時から「風情があっていいね」と、
とても気に入ってくださいましたね。
また、ベースにマット加工を施したことで、
彫りを入れた部分の地金の輝きが
より際立つデザインになりました。
指輪の内側には、
「MAKE A WISH UPON A STAR(星に願いを)」と
素敵なメッセージを手打ちで打刻いたしました!
2つの指輪を重ねた時に意味が通る刻印によって、
結婚指輪としての2本の繋がりも感じられる
特別な仕上がりになりましたね。
願いを込めた星の彫りと
新しい門出を祝う花火の彫りを施した指輪は、
太陽のような笑顔が眩しいおふたりに
ぴったりな結婚指輪になりましたね!
ご納品の際には完成したリングを見て
「かわいい〜!」とお喜びいただいた笑顔を見て、
私も心から嬉しく思いました。
この度は一生物の大切なご結婚指輪を
鶴にお任せいただき、ありがとうございました。
また、メンテナンス等で
おふたりにお会いできることを
楽しみにしております!
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:山口
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