Case Study #583
『木の彫り模様を取り入れた平打ちフォルムの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-009(アレンジ一覧)
素材:プラチナ(Pt900)・ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:平打ち・ストレート
テクスチャー:彫り
リング幅:左3.0mm / 右3.0mm
刻印:レーザー刻印no.5
宝石:ダイヤモンド・ペリドット
事前にホームページを見て
ご来店くださったおふたり。
中でも「これがすごく好きで」と
木の幹をイメージして彫りを
入れた指輪の写真を
見せてくださいました。
この彫り模様は、
職人が指輪のフォルムに合わせて
手作業で彫り入れています。
1つとして同じ模様が生まれないため、
オーダーメイドならではの特別感と
温かみのある優しい質感を楽しめます。
また、マット加工を取り入れたいという
おふたりのご希望で、
彫りの上から”梨地細”という
テクスチャーを施しています。
“梨地細”とは、ガーネットの粒を
水と一緒に指輪に流し当てて
指輪の表面を荒らしたマット加工です。
数あるマット加工の中でも
深く落ち着いた印象を与えてくれます。
本来彫りの加工は、
彫り入れた部分の地金が
キラッと輝くような仕様になっています。
しかしおふたりは、
彫りを入れた部分にまで上からマット加工を施し、
全体に落ち着きを感じられるデザインが
お好みでしたね。
指輪のフォルムは、ストレートの形を
気に入ってくださいました。
鶴では、さまざまなフォルムの
サンプルリングをご用意しておりますが、
ストレートの形にも細かく種類がございます。
指輪の断面がフラットで、
エッジの効いた”平打ち”の指輪。
指輪の断面がかまぼこのように
丸みのある”甲丸”の指輪。
平打ちと甲丸の中間の形をした
”平甲丸”の指輪。
形が異なることで
着け心地や見た目も変わりますが、
何度もご試着されたあと、
「存在感があるのがいい」と
平打ちの指輪に決まりましたね。
男性の指輪はプラチナ、
女性の指輪はホワイトゴールドのお色味でお仕立て。
お手元にもしっかり映える
3.0mm幅を気に入ってくださいましたね。
指輪の内側には
ご入籍日と合わせておふたりのイニシャルを
レーザー刻印でお入れしました。
レーザー刻印は機械でお入れするものなので
かっちりと整った印象になります。
さらに、それぞれの誕生石を並べて
お揃いで留めたのも
隠れたおふたりの大切なポイントです。
指輪の内側にまで素敵なこだわりが
詰まった特別な結婚指輪になりましたね!
納品後には、
”想像してた100万倍素敵で、
大満足しています”と
嬉しいメッセージをいただきました。
おふたりに指輪の仕上がりを
お喜びいただけたようで、
光栄に思います!
またメンテナンスの際に
おふたりにお会いできることを
心から楽しみにお待ちしております。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:矢沢
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