Case Study #752
『日常に馴染む覆輪の婚約ネックレス』

一生に一度の大切なプロポーズに、
鶴のダイヤモンドを選んでくださった男性。
プロポーズは無事に成功し、
後日おふたりでご来店くださいました。
お仕事の都合で、
指輪を身につける機会が少ないという女性は、
日常的にも身につけやすい、
ネックレスへのお仕立てをご希望されました。

お選びいただいたのは、
ダイヤモンドを地金で覆うようにお留めした、
「覆輪留め」のデザイン。
「爪留め」と比較して、
衣類などへの引っかかりが少なく、
日常的にも身につけやすい点が魅力です。
さらに、ダイヤモンドの周りには、
「ミルグレイン」という丸い粒の装飾をあしらいました。
職人が一粒一粒手作業で、丁寧に施すミルグレインは、
繊細なきらめきで、ダイヤモンドの唯一無二の輝きを
いっそう引き立ててくれます。
また、ミルグレインには
「永遠」という意味が込められており、
日常に溶け込むデザインでありながら、
婚約ネックレスとしての特別な存在感も、
感じられる仕上がりとなりました。

素材には、ピンクゴールドを
お選びいただきました。
普段はイエローゴールドがお好みと
お話しされていた女性。
順番にご試着いただく中で、
鶴のピンクゴールドがもつ、
ほんのりブラウンがかった落ち着いた色合いが
お肌に一番よく馴染むと、
気に入ってくださいました。
チェーンには、上品な輝きが魅力の
「ベネチアンチェーン」をお選びいただきました。
繊細に整えられた面が光を反射し、
動くたびに上品なきらめきを放ちます。
また、リボンのような滑らかな動きは、
華やかさの中にも女性らしいやわらかさがあり、
普段使いにもぴったりの仕上がりになりました。

そして、ご納品当日。
完成したネックレスを身につけて、
「キラキラ!かわいい!」と、
笑顔で喜んでくださいました。
女性が動くたびに、
男性が心を込めてお選びになった、
特別なダイヤモンドが、
華やかに輝いていたことを覚えています。
そんなおふたりの姿を見て、
私も心より嬉しく思いました。
この度は大切な婚約ネックレスの制作を、
鶴にお任せいただきありがとうございました。
また、メンテナンス等で
おふたりにお会いできますこと、
心より楽しみにお待ちしております。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:山口
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