Case Study #232
『2つの要素を取り入れたU字フォルムの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-022
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:U字・ウェーブ
テクスチャ:鏡面仕上げ・梨地細
リング幅:2.5~3.2mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド
もともとは既製品でお探しだったというお二人。
色々なブランドの指輪をみられたそうですが、
あまりご自身の中で良いもの巡り会うことができず、
鶴(mikoto)を訪れてくださったと
お話ししてくださいました。
男性は、シンプルなデザインのものを。
女性は、婚約指輪と重ね付けした時に相性が良く、
結婚指輪1本でつけた時にも
デザイン性を感じられるリングをご希望でしたね。
オーダーメイドでご覧になられるのが初めてで
なんでも出来ちゃいますね!と
とても楽しそうに指輪探しをされていたお姿が
とても印象的でした!
2つの要素があるものが
お洒落でいいかもしれない!と
気づいたお二人が選ばれたのは、
18MA-022の結婚指輪。
18MA-022はアルファベットのUのように
柔らかく湾曲するカーブフォルムの結婚指輪です。
カーブの種類がたくさんある中でも
U字フォルムは、エッジがなく
丸みがある形が特徴的。
人の手は直線的な形がないために
U字の有機的なフォルムがとても手に馴染みやすく
つけ心地が良いデザインです。
お二人が選ばれたのは
結婚指輪らしい印象の
Pt900(プラチナ)の地金。
右斜上側に向けて
のびやかに伸びるラインには
“梨地細”のマット加工を施し
お二人がお好みの
2つの要素を上手に取り入れられていました。
“梨地細”は
ガーネットの石の粒を
水と一緒に何度も繰り返し流し当てることで生まれる
マットの加工の一種です。
マット加工の中でも
均一に艶が消えているため
鏡面仕上げとのコントラストがはっきりと感じられ
2つの素材感を楽しめる表面加工となっています。
女性のリングには
リングのフォルムが美しく表現されるように
流れにあわせて7pcのダイヤモンドを
彫り留めで施しました。
ダイヤモンドの数は7pcと
たくさん留められているように感じられますが
小さなメレダイヤモンドを
連ねて留めることで
華やかすぎない繊細な輝きが
とても綺麗な印象になるように制作しています。
リングの内側に施された手打ち刻印は
職人が手で1文字ずつ打ち込むため
少し揺らぎがあるのが
手作り感のある可愛らしい文字体。
内側にもお二人のお好みのポイントを
こっそりとしのばせています!
お二人で時間をかけて
たくさんこだわりを詰めて選ばれた
お二人だけの結婚指輪。
これからの生活の中で
お二人を繋ぐお守りのような存在として
鶴(mikoto)の指輪が身に付けられると考えると
とても嬉しく思います。
お二人で末永く、お幸せに!
代官山アトリエ
プランナー:北島
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