Case Study #156
『U字ウェーブのコンビリングの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-022
素材:プラチナ(Pt900)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:U字・ウェーブ
テクスチャ:鏡面仕上げ
リング幅:男性2.5~3.2mm / 女性2.0~2.7mm
宝石:ガーネット
刻印:手打ち刻印
ご入籍から1年の記念日にお越しいただいたお二人。
事前にHPで気になるデザインをチェックしてご来店くださいました。
その中で気になったのが18MA-022のデザイン。
18MA-022はアルファベットのU字の様な
流れる曲線が美しいフォルム。
トップには斜めにラインがすーっと伸び
しなやかな表情をみせます。
そのラインの色味を変えて2色の素材をつかった
コンビのリングとしても楽しめるデザインです。
実際にコレクションを見ていただくと
思い描いてた通りだったそうで、
とても気に入ってくださいました。
こちらのデザインの他にも
コンビのデザインを中心にコレクションを
見ていただきましたが
お二人の心はすでに決まっているようでしたね。
18MA-022のフォルムをベースに
男性は肌馴染みのよさを気に入り
ピンクゴールドとプラチナでお仕立てしました。
女性もピンクゴールドの柔らかな色味がお好みで
男性と同じくピンクゴールドとプラチナでお仕立て。
全体的な指馴染みを大切にした男性は
ベースとなる部分をピンクゴールドに。
女性は結婚指輪らしいプラチナの純白な輝きの中に
さりげなく色味をプラス。
同じ2つの素材を選ばれましたが
それぞれの生活に自然と溶け込むような
柔らかな色合いとなりましたね。
表面はマットに仕上げることも考えましたが
結婚指輪らしい輝きとペア感をなくさないよう
お二人とも艶々に磨いた鏡面で仕上げました。
つけ心地を大切にしていた男性は
内甲丸という加工で内側の角を丸めて指通りをよくし
女性は指とのバランスを考えて
コレクションより全体的に0.5mm細くしました。
内側にはちょうど1年前のご入籍日の日付を
職人が1つ1つ手作業で打ち込む、
手打ちの刻印で刻み、その隣には
入籍月のお石のガーネットをお留めしました。
ガーネットの少し褐色を帯びた深い赤の色合いが
ワンポイントとなり、お二人だけの
隠れたおしゃれとなりましたね。
ご納品は郵送でしたので実際に完成したリングを
お二人が身につけた姿を拝見できませんでしたが
「想像以上の仕上がりに感激しています!」
と嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
早速、身につけてお出掛けしていただいたようですね!
お二人のご入籍から1年という記念の日に
一生の記念となるご結婚指輪のおつくりを
任せていただきとても光栄でした。
今後も完成したご結婚指輪とともに
いくつもの記念日を迎えていってくださいね。
末長くお幸せに。
鶴(mikoto)代官山アトリエ
プランナー:今井
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