Case Study #365
『お二人の似顔絵を打ち入れた、半剣腕の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:半剣腕・ストレート
テクスチャ:鏡面仕上げ・梨地細・鎚目大光沢
リング幅:左3.0mm/右2.5mm
刻印:レーザー刻印No.2・オリジナル
以前、鶴で婚約指輪を制作をされたお二人が
結婚指輪を探しに
アトリエを訪れてくださいました!
たくさんのサンプルリングがある中で
お二人が選ばれたのは
半剣腕のデザイン。
半剣腕は
斜め上方向に伸びるエッジの効いたラインが
リングの約半周ほどに施されている
シャープな印象の結婚指輪です。
この、エッジを境目として
表・裏のそれぞれに
お好みのテクスチャーを施すことが出来る半剣腕。
テクスチャーの組み合わせは
ご夫婦の数だけ存在しています。
お二人は、半剣腕の
フォルムと色味をお揃いにし、
それぞれお好みのテクスチャーを施しました。
男性のリングは
プラチナの素材で3.0mm幅で制作。
リング表面は、
お二人お揃いの鏡面仕上げで磨き上げ、
結婚指輪らしい新品な輝きも
お楽しみいただける仕上がりに。
また、リング裏側には、
梨地細のマット加工を施しました。
梨地細とは、
ガーネットの石の粒を
水と一緒に何度も流し当てることで生まれる
柔らかい質感が特徴的な
マット加工です。
艶のある鏡面仕上げと組み合わせることで
表裏のコントラストがはっきりと効き
リングフォルムが活きいきとする
組み合わせになりましたね!
女性のリングは
男性と同じくプラチナの素材で、
少し細めの2.5mm幅で制作。
半剣腕は、斜めのラインが入っていることから
通常のフォルムのリングと比較すると
細身に見える傾向があります。
そのバランスも考えながら
じっくりと幅の太さも選ばれました。
リングの裏側は、
鎚目大鏡面のテクスチャーで制作。
金槌で1面1面叩き出して施す鎚目は、
ランダムに打たれた面に光が反射し
キラキラと魅力的に輝きます。
リングの内側には、
お日付・お名前と一緒に
お二人の似顔絵を打刻しました。
男性が描かれイラストは、
お二人の特徴をよく捉えられていて
本当に可愛い似顔絵になりましたね!
結婚式のプロフィールムービにも
リングの写真を使用していただき、
私もとても思い入れのあるデザインとなりました!
お日様のようにあたたかい雰囲気が
とっても素敵なお二人。
大好きなお二人の
大切な婚約指輪・結婚指輪の制作のお力添えができたことを
本当に嬉しく思っております。
これから、お二人らしい
素敵なご家庭を築いていかれてくださいね!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:北島
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