Case Study #250
『ダイヤモンドの輝きを最大限に引き立たせるソリテールの婚約指輪』
婚約指輪:18EN-003
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:ストレート・ソリテール
テクスチャー:鏡面仕上げ
リング幅:1.7mm
刻印:レーザー刻印No.6
宝石:ダイヤモンド
初めてお越しいただいたのは
男性お一人でのご来店でした。
女性へのプロポーズをお考えとのことで
後日お二人で一緒に指輪のデザインを選ぶことのできる”ダイヤモンドプロポーズ”をお考えでした。
たくさん悩まれましたが、
女性を想いながら選ばれたのは
透明度の非常に高い、綺麗で希少なダイヤモンド。
そして後日、プロポーズ成功のご報告とともに
女性とお二人でアトリエに指輪の相談に
いらっしゃってくださいました!
女性が最初に手に取られたのは
シンプルな一つ石の婚約指輪でした。
婚約指輪は派手なものではなく
シンプルなものにしたいとお考えとのことで
ダイヤモンドが主役の”ソリテールデザイン”を中心に
見ていただいていましたね。
”ソリテール”とは中央に一つ
ダイヤモンドをセッティングした
婚約指輪の王道のデザインです。
カーブの入った結婚指輪との
重ね付けの相性も考えて
ひねりの入ったデザインと悩まれていましたが
最終的には一番シンプルなタイプの
ストレートフォルムのソリテールを選ばれました。
プラチナをベースにお仕立てしたので
地金の持つ白くすっきりとした輝きが
ダイヤモンドの透明感や輝きを
最大限に活かしシンプルながらも華やぎます。
また鶴(mikoto)のソリテールは
ダイヤモンドを留めている爪が
真っ直ぐと伸びていて堂々とした印象です。
ダイヤモンドの石座はしっかりと光を取り込めるよう
窓を作ったデザインになっていて
ダイヤモンドの美しさを最大限に引き立たせるデザインになっています。
実は男性がお一人でダイヤモンドを選ばれていたときにも、手に取られていたのはこちらのデザインでした。
指輪の内側にはレーザー刻印にて
お二人の記念日とイニシャルを刻みました。
またイニシャルは男性から女性へという証に
”to”を使用してお二人の名前を結んでいます。
お二人が刻印を考えられている際に
”to”を使用すると男性から女性へと
贈る意味合いになりますよ、とお話ししたときに
それいいね、と”to”を使用した刻印を選ばれた女性。
男性からの贈り物である婚約指輪を
大切に想われている気持ちがとても伝わってきたのを
とてもよく覚えています。
ご納品の日。
指輪を迷わず女性に着ける男性のお姿が素敵で
思わず”写真を撮らせてください!”とお願いしていました。
自然体でお互いを思いやるお二人。
素敵なお二人の大切な婚約指輪の制作に
携わることができ本当に光栄です。
メンテナンスの際にまたお二人に
お会いできることを楽しみにしております!
代官山アトリエ
プランナー:尾崎
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