Case Study #407
『単色のデザインで楽しむ、質感の違いのギメルリング』
結婚指輪:18MA-025(デザイン一覧)
素材:コンビリング
フォルム:ギメルリング・ストレート・平甲丸
テクスチャ:鏡面仕上げ・錆・マット(つや消し)
リング幅:左4.0mm / 右3.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド・アクアマリン
結婚指輪と一緒に
婚約指輪をオーダーいただいたお二人。
“婚約指輪と重ね付けができるものがいいです!”と
お話ししてくださいましたね。
そんなお二人が選ばれたのは、
少し変わった形をした“ギメルリング”。
”ギメルリング”とは、ラテン語で”双子”を意味し、
2本のそっくりな見た目のリングが
ピッタリと合わさることで、
1本のリングになるという不思議な構造を
しています。
また、2本のリング同士が抱き合うように、
1つの形になることから、
”決して離れることのない二人”という
願いを込めてお作りしています。
まさに、仲良しなお二人にぴったりの
結婚指輪のデザインですね!
男性のリングは、
地金をたっぷり使った
4.0mm幅でお仕立て致しました。
地金のお色味は、1本ずつ変えることもできますが、
あえてプラチナ一色を選ばれました!
表面のテクスチャーには、
深みのある”錆”のマット加工と、
光沢のある“鏡面仕上げ”を組み合わせることで、
遠くからでもリングのデザインが映える
仕上がりになりましたね!
女性のリングは、
男性よりも少し幅感を抑えた3.5mm幅の
イエローゴールド単色でお仕立て致しました。
表面のテクスチャーには、
キラキラした糸を
リングに巻きつけたかのような
マット加工”サテン荒縦”と、
つるんとした光沢感が特徴的な
“鏡面仕上げ”の組み合わせで華やかな印象に。
また、リングトップを流れるように
ダイヤモンドを5ピースお留めしたことで、
より上品な輝きが楽しめる仕上がりに
なりましたね!
“永く身につけるものだから、
着け心地を良くしたい!”というご要望から、
リングのベースとなる形を”平甲丸”にアレンジ。
さらに、リングの内側の角を落とし丸く仕上げる
”内甲丸”の加工も施しています!
リングの内側には、
“お二人が夫婦になったお日にち”と
“お名前”を手打ち刻印で刻み、
ご入籍月の誕生石、”アクアマリン”を
お留めさせていただきました!
完成したリングを目の前に、
“すごく綺麗です!”と
嬉しいお言葉をいただき、
温かい気持ちになったことを
今でもよく覚えています。
鶴でお作りさせていただいた
お二人の結婚指輪が、
これから先も幸せの象徴として、
お手元に輝き続けられることを
とても嬉しく思います!
またメンテナンス等でお会い出来る日を
心より楽しみにしております。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:飯島
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