Case Study #361
『コントラストが美しい、半剣腕の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012
素材:ホワイトゴールド(K18WG)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:半剣腕・ストレート
テクスチャ:梨地細・鏡面仕上げ
リング幅:3.0mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド
結婚指輪をお探しのお二人。
男性は平打ちのエッジの効いたリングを。
女性は、イエローゴールドの素材に
マット加工を施したリングのデザインを
ご希望されていました。
たくさんのサンプルリングをご試着していく中で
お二人が見つけられたのは
半剣腕の結婚指輪。
剣腕とは、
リング断面が三角の形に見えるような
中心にエッジを効かせたデザインです。
鶴が半剣腕と呼んでいるこちらの結婚指輪は、
リングの中心ではなく、
右斜上に向けてリングの約半周にかけて
伸びやかなエッジを施し
表情を豊かにしたデザイン。
エッジを作ることで生まれる
表側と裏側大きな2つの面は
お好みのテクスチャーを施すことにより
2つの質感を楽しむことが出来るのが
魅力的です。
マットと艶の加工にしたり、
異なるマットの質感を2つ施したりと
組み合わせは作られるお客様に
自由にお選びいただいています。
お二人は、
1つは梨地細というマット加工を。
もう1つは鏡面仕上げの艶がある仕上げで
お仕立てすることに。
梨地細は、
ガーネットの粒を
水と一緒に何度も何度も
リングに流し当てることにより
柔らかい質感になるのが特徴のマット加工です。
機械で入れるのではなく、
あえて時間をかけて施すため
自然に手に馴染むような優しい風合いが魅力的。
もう一面を結婚指輪らしい
鏡面仕上げで磨き上げることにより、
2面のコントラストを上手に表現されました。
男性のリングは
ホワイトゴールドの地金でお仕立てし、
肌馴染みのいいシックな印象に。
女性のリングは
ピンクゴールドでお仕立てすることで
温かみのあるより優しい印象で
制作しました。
リングの内側には
1文字ずつ手で打刻する
手打ち刻印を打ち入れ、
永遠の愛の象徴である
ダイヤモンドをお揃いでお留めしています。
お二人のお好みを
バランスよく込めることができた
お二人だけの半剣腕の結婚指輪。
ご納品後には、
“サイズも仕上がりも想像以上です。
お箱もとても素敵で結婚に向けて
ワクワクする事が出来ました。
この度は快いサポートありがとうございました。
鶴様にお願いして良かったです!” と、
とても素敵なメッセージをいただきました!
少しお時間が経ちましたが
指輪は手に馴染んできたでしょうか。
仲良しなお二人に、
またアトリエでお会いできる日を
心待ちにしております。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:北島
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