Case Study #466
『ゆらぎのある雲形に、木の表情を彫り入れた結婚指輪』
結婚指輪:18MA-013(アレンジ一覧)
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:ウェーブ(カーブ)
テクスチャ:彫り・梨地細
リング幅:左2.5mm/右2.0mm
刻印:レーザー刻印No.4
デザインのご希望は、
とにかくシンプルなイメージでと
お話ししてくださったお二人。
生活に馴染むような、
マット加工が施されている結婚指輪を
ご希望されていました。
実際にたくさんのサンプルリングを
ご試着いただく中で、
お二人それぞれのお好みに寄り添いながら
じっくりデザインを考えていくことに。
そんなお二人が選ばれたのは、
“雲形”と”木の彫り”を組み合わせた
オリジナルの結婚指輪です!
ベースとなる形は、
雲形というフォルムで制作。
雲形は、まるで雲のように
ふわふわとゆらぐ形が個性的な
クラフト感あふれる結婚指輪です。
不規則に揺らぐ形は、
直線で整えられた面やラインがなく
人の手の形にすっと馴染むため、
普段指輪をつけ慣れていない方でも
身につけやすい形です。
丸みもしっかりと出しているため
指とのあたりも優しく
見た目だけでなく着け心地も良いところが
雲形の魅力的なポイントの1つ。
リングの表面は
木の表面の質感をイメージしながら彫り込んだ
木の彫りを施しました。
1本1本手で彫り込んだラインは
1つとして同じ質感が生まれないため
オーダーメイドならではの特別感も
たっぷりのデザインに。
また、リングの表面は、
梨地細というマットの加工を
彫りの上から施しています。
ガーネットの粒を
水と一緒に流し当てることで生まれる
梨地細のテクスチャーをかけることで、
より均一で落ち着いた印象にアレンジ。
ゆらぎのある雲形のフォルムと
あわせることにより
ナチュラルな風合いが魅力的な
手に馴染みのいい結婚指輪になりましたね!
リングの幅は、
コレクションよりも少し幅細の
2.5mmと2.0mmという幅で制作。
幅を細くすることで
華奢な雰囲気も出しつつも、
フォルムのゆらぎがより活きた
デザインになりましたね。
リングの内側には、
レーザー刻印No.4で、
お二人の入籍日を刻んでいます。
ご納品後には、
“想像よりずっと素敵な指輪で、
夫も私もとても気に入っています!
手に馴染むことを重視していましたが、
この指輪であれば普段指輪を着けない
私たちでも違和感なく着けられるね、
と話しています。”と
とても嬉しいメッセージをいただきました!
生活に馴染むようなデザインでお仕立てした
お二人だけの結婚指輪。
これからたくさん身につけて
表情の変化も楽しんでいかれてくださいね。
末永く、お幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:北島
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