Case Study #254
『質感違いのイエローゴールドが絡み合う、おしゃれなギメルリング』
結婚指輪:18MA-025(アレンジ)
素材:イエローゴールド(K18)
フォルム:平甲丸・ストレート
テクスチャ:ライン彫り
リング幅:3.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド
イエローゴールドの結婚指輪にしたいと
イメージをしてくださっていたお二人。
お二人が選ばれたのは
18MA-025のギメルリングでした。
ギメルリングは
ねじり合うように重なる2本のリングが
1つの指輪としてデザインされている結婚指輪です。
イエローゴールド1色で
質感違いでお仕立てすることで
2本のひねりを表現しています。
2本の指輪は組み合わさるようにして制作しているため
ばらならになってしまうことは無いのですが、
ずれた時に
元の形に戻せるのかが心配という
お二人のご要望に合わせて
2本のリングが離れなることがないように、
1本にろう付けをして制作しました。
指あたりがいいようにと
表面に丸みをつけて制作しているのも
お二人が選ばれたポイントです。
リングの表面加工は
”ライン彫り”という
ライン状に彫り込むテクスチャーを
リングフォルムに沿うように
お揃いで施しました。
男性のリングは
もう1本を”梨地粗艶出し”の加工を施すことで
2本ともマットの質感で制作。
質感違いのマット加工を施し
全体的に落ち着いた印象を大切にしています。
どんな加工の組み合わせにして作ろうかと
試行錯誤して考えられていたのが
つい最近のことのように感じられます!
女性のリングは
もう1本を鏡面仕上げという
艶の質感でお仕立て。
鏡面仕上げとライン彫りのコントラストが
リングのフォルムをはっきりと感じることができる
メリハリのある印象に。
リングのトップには
ダイヤモンドを合計で6ピース
グラデーションになるように留めることで
より華やかな輝きが
お手元を明るくしてくれるデザインになりましたね!
リングの内側には
手作り感があってかわいい!と選んでくださった
手打ち刻印で
お二人のお名前を刻みました。
お仕事の時はつけないからと
お休みの時に身につけることを重視して
存在感を大切に選んだ結婚指輪。
“感染症のリスクを懸念して、
結納や結婚式などの行事も
何もできていない日々が続いている中、
結婚したことを意識できるものが、
鶴さんにお作り頂いた結婚指輪です”
“イメージしていたものよりも
ずっと素敵な指輪をお作りいただき、
とても感激致しました”と
とても素敵なメッセージをいただきました!
遠距離で暮らしているお二人の
繋がりを感じていただけるような結婚指輪作りの
お手伝いができた事を
心から嬉しく思っております。
お二人の末永い幸せを、
ここからお祈りしております!
代官山アトリエ
プランナー:北島
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