Case Study #385
『それぞれのお好みを大切にされた、お揃いのフォルムの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-005
素材:プラチナ(プラチナ)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:甲丸・ストレート
テクスチャ:梨地細・鏡面仕上げ
リング幅:左2.5mm/右2.0mm
結婚指輪をお探しのお二人。
指輪のイメージをお伺いすると、
男性は、つや消えているようなものを、
女性は、丸みのあるデザインを
ご希望されていました。
ご試着をしていく中で、
女性はカーブのものやミルグレインの加工など
お好みのものがたくさん見つかりましたが、
男性のシンプルなデザインの方が
いいかもしれないというお気持ちもあり、
お二人でお揃いの甲丸リングを選ばれました。
甲丸リングとは
リングの断面がかまぼこ状の形になるように
表面の角をとり、
ふっくらとした丸みを出している
形状のことをいいます。
結婚指輪の中では代表とされる形で、
甲丸リングのプラチナのデザインを
イメージされている方が多いかと思います。
エッジの効いたリングと比較すると、
ふんわりと丸みのあるリングが艶やかに輝き
柔らかい印象に。
また、カーブではなく
ストレートの形であることに加え、
トップにフォルムの強弱がない形だと、
リングが回ってしまっても気にならず
身につけやすいことも特徴です。
鶴では、永く身につけていくための強度面も配慮して
たっぷりと地金を使って制作している為、
細身で制作したデザインでも
高級感のあるふっくらとした丸みを出せるのも
魅力です。
男性のリングは、
プラチナの地金で制作。
表面には梨地細という
マット加工を施しています。
鶴の梨地は2種類ご用意がありますが、
梨地細は、さらりとした繊細な質感が
魅力的なマット加工です。
ガーネットの粒を水と一緒に流し当て
それを何度も繰り返すことで施す梨地細は、
艶がなく、落ち着いた印象にみせてくれます。
女性のリングは、
ピンクゴールドの地金で制作。
お肌の色味にあっていることと、
柔らかい色味が
女性の雰囲気にぴったりお似合いになっていました!
ピンクゴールドは、
ゴールドの中でも銅の配合の割合が多い為
赤みのある色味が特徴。
鶴で扱っているピンクゴールドの配合は
赤みが強く出過ぎないため
可愛らしすぎず、
ナチュラルに肌に寄り添ってくれる優しい色味です。
表面は鏡面仕上げという
艶々に磨き上げた仕上げで制作し、
きらりとお手元に華やかさもプラスしてくれます。
フォルムはお揃いの形でお仕立てし、
色味と表面加工はそれぞれの個性を大切にされた
お二人だけの結婚指輪になりましたね!
笑顔が素敵でお洒落なお二人。
楽しみにされていた新婚旅行は
きっと大切な思い出になったのではないかと
思います。
メンテナンスでいらした際には
ぜひお二人のお土産お話を聞かせてくださいね。
またお会いできる日を楽しみにしております!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:北島
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