Case Study #323
『それぞれのお好みのフォルムで制作した、デザイン違いの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-025・18MA-020
素材:ホワイトゴールド(K18WG)・イエローゴールド(K18)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:ストレート・ギメルリング・平甲丸・U字・ウェーブ(カーブ)
テクスチャ:錆・鏡面仕上げ
リング幅:左3.5mm/右1.8~2.5mm
刻印:レーザー刻印No.8
宝石:ダイヤモンド・ルビー・サファイア
ウェブサイト等を通して指輪探しをされている中で、
それぞれデザインのお好みが異なることに気づいたというお二人。
一緒のデザインにしようとは考えておらず
お互いにお好みのものにしようというお気持ちで
アトリエを訪れてくださいました。
2本で一対になる結婚指輪のお揃い感は
ご夫婦の数だけ、様々な形があります。
形を一緒にして、地金・表面加工を変えたり、
異なる形を選ばれて、何か共通点を作ったり。
ずっと身に付けるものだからこそ、
お二人それぞれの
ライフスタイル・価値観にあった
デザインを選べるのも
オーダーメイドならではの魅力です!
たくさんのブランドを見比べながら
じっくりとデザインを決めていかれたお二人に、
鶴でリングを作ろうと決めてくださった思いを伺うと、
“男性が、ギメルリングをすっかり気にってしまって!”と
楽しそうにお話ししてくださいました!
男性のリングは、
18MA-025のギメルリング。
イエローゴールドと
ホワイトゴールドの地金を
中心で捻るようにして組み合わせているフォルムは
珍しいデザインにぐっと目が惹きつけられる
結婚指輪です。
イエローゴールドには
あえて錆させておいた金槌の表面を
何度も押し付けるようにして施す
“錆加工”でお仕立て。
ホワイトゴールドは
コントラストを楽しめるように
光沢のある鏡面仕上げでお仕立てしました。
リング表面の角を丸めて
平甲丸という丸みをつけることで
付け心地の良い滑らかなフォルムに。
リング幅も、コレクションよりも少し細めの
3.5mm幅で制作し、
お手元をすっきりと見せるデザインになりましたね!
リングのフォルムに動きがあるようなデザインに
惹かれる傾向があったという女性。
特に、細身のものの方が
手のバランスにも相性が良く
気にってくださいました。
女性が選ばれたのは
18MA-020のU字のリング。
左右非対称に作られた形は、
柔らかいU字のカーブに
躍動感をプラスしてくれます。
リングトップには、
ダイヤモンドを1石お留めすることで
ワンポイントのアクセントを。
洋服にもひっかかりのない
ふせこみという技法で石留めをし、
普段使いのしやすさも大切にしています。
誕生石を留めたいという
男性の強いお気持ちから、
リングの内側には
お揃いで誕生石を施しました。
それぞれ見つけた一番のリングを、
お揃いでお留めした誕生石が結びつける
お二人ならではの結婚指輪になりましたね!
もう直ぐ迎えられる結婚式。
お二人にとって、
とても素敵な1日になりますようにと
心よりお祈りしております。
末永く、お幸せに!
代官山アトリエ
プランナー:北島
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