Case Study #322
『2色の地金で制作したU字のフォルムの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-022・18MA-022a
素材:プラチナ(Pt900)・K18WG(ホワイトゴールド)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:U字・ウェーブ(カーブ)
テクスチャ:ライン彫り・鏡面仕上げ
リング幅:2.5~3.2mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド・ムーンストーン
ご来店される前に、
デザインについてのお好みは
特に話していなかったというお二人。
アトリエにはたくさんのサンプルリングがあり
実際にリングをご試着いただきながら
お打ち合わせをしております。
事前にお話ししていただいていなくても
初めてのご来店であっても、
プランナーがしっかりとご案内させていただきますので、
ぜひお気軽にお越しくださいね。
こちらのお二人は、
リングを身につけていく中で
2色の地金を使う
U字コンビのデザインを気に入ってくださいました。
18MA-022のU字コンビは、
アルファベットのUと同じように
下側に向けて緩やかに湾曲させたフォルムが特徴的な
カーブフォルムの結婚指輪です。
カーブ感だけではなく
表面にも丸みをつけて磨き上げるため
指に馴染みやすいような
柔らかい印象と付け心地もいいデザイン。
右斜め上側に向けて
リングに沿うように施されたパーツの部分は
お二人のお好みに合わせて
地金・表面の質感を
自由に組み合わせることができる
オーダーメイドならではのデザインが魅力的です。
男性は、
手の大きさと指輪の大きさのバランスを考えた時に
細過ぎないボリューム感がいいと
ご希望いただいていました。
湾曲することで
細身に見えやすいカーブフォルムのリングの中でも
U字コンビは、トップが3.2mmと
ぷっくりとしたボリュームもあるリングです。
ベースは結婚指輪らしい
プラチナの素材で制作。
プラチナには、
線状に彫入れるライン彫りを
リングの形にあわせて彫入れ
より湾曲の流れを感じるデザインに。
パーツの部分は
コンビの主張が強すぎず
ナチュラルな違いを楽しめるようにと
馴染みのいいホワイトゴールドを
鏡面仕上げで制作しています。
柔らかい印象にしたいというお気持ちがあった女性は
お揃い感をとても大切にされていました。
パーツの部分を
肌に近いピンクゴールドの色味にすることで
より優しい印象にアレンジしています。
また、リングの表面には
ダイヤモンドを7ピース石留め。
トップに向けて
ダイヤモンドの大きさを小さくすることで
大きさにグラデーションが生まれ、
U字のもつ緩やかなカーブを
よりいきいきさせるようなデザインになりましたね!
リングの内側には
入籍日・イニシャルと共に
入籍月の誕生石を
お二人でお揃いでお留めしています。
“細過ぎないボリューム感がいい”という
男性のお気持ちと
“柔らかい印象にしたい”という
女性のお気持ちが、
ぴったりと叶えられたお揃いの結婚指輪。
これからお二人がつみ重ねていく時と共に
お仕立てした結婚指輪が寄り添えっていけることを考えると
とても嬉しくあたたかい気持ちでいっぱいになります。
この度は、お二人の大切な結婚指輪を
鶴にお任せいただき
本当にありがとうございました!
お二人にまたお会いできる日を
楽しみにしております。
代官山アトリエ
プランナー:北島
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