Case Study #286
『繋がりを大切にお仕立てした、U字フォルムの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-020
素材:ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:U字・ウェーブ(カーブ)
テクスチャ:鏡面仕上げ
リング幅:左~3.0mm / 右~2.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:エメラルド
“デザインは同じものにして、
リングの内側で繋がりが生まれるような、
そんなデザインにしたい”と、
結婚指輪のイメージされているデザインについて
お話ししてくださったお二人。
生活に馴染みやすいような
シンプルなものにしたいというお気持ちも
大切にされていました。
それぞれ気になられるリングを
1つずつ手に取りながら
じっくりとご試着をされていきましたね。
お二人が選ばれたのは、
18MA-020の結婚指輪。
18MA-020は
リングのトップの部分を
アルファベットの”U”のように
湾曲させている、カーブデザインの結婚指輪です。
左右非対称に
のびやかに湾曲するフォルムは
左側に向けて幅を細くし、
シャープな印象を感じさせるところや
右側に向けて、
丸みのあるぽってりとした印象をもつところなど
見る角度によって様々な顔をみせてくれます。
カーブのリングの中でも
湾曲の角度が浅く
さりげないカーブのため
穏やかに、指に優しく寄り添うような
柔らかい印象のリング。
それぞれ異なるデザインで作る、
という案も出ましたが
お揃いの形にしたいという気持ちを大切に
一緒のデザインでお仕立てしました!
男性のリングは、
少し幅太の3.0mm幅で制作。
アシンメトリーの複雑なフォルムの
18MA-020を
幅を変えてもお揃いに見えるようにと
職人が慎重に、丁寧にお仕立てしました。
鶴では、
デザインを考えるお手伝いをさせていただいている
“プランナー”が、担当制でご案内しております。
アトリエでのお打ち合わせはもちろんのこと、
制作管理や職人との打ち合わせなども
一括して担当の者が行っているため
お客様のお気持ちや、大切にされているポイントも
しっかりとリングの制作に反映することが出来ます。
少しでも気になられることや
やってみたいこと、
大切にされたいことがあれば
ぜひ、プランナーに何でも
ご相談してみてくださいね!
女性のリングは
ホワイトゴールドという地金で制作。
普段はゴールド系のアクセサリーを
身に付けるとのことでしたが、
結婚指輪らしい色味がいいかもしれないと
迷われていた女性。
ゴールドの黄色味を落ち着いた印象にした
ホワイトゴールドにすることで、
ゴールド形のアクセサリーとも合わせやすく
結婚指輪らしい存在感も大切にされました!
はじめは、プラチナを選ばれていましたが、
“女性のリングの色を見て、
ホワイトゴールドを気に入ってしまった”
という男性。
フォルムだけでなく、
お二人でお揃いの地金でお仕立てしました。
リングの内側には
お二人のリングが2つで1つとなるようにと
鶴のブランドマークを、打ち入れています。
“夫婦鶴”という言葉があるように
命が尽きるその時まで、一生を共に添い続けるという鶴。
お互いを思いながら
同じ形・地金でお仕立てした結婚指輪が
これからもずっと寄り添い敬いあう
そんなお二人のお守りになったらいいなと
思っております。
お二人とも、末永くお幸せに!
代官山アトリエ
プランナー:北島
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