Case Study #614
『それぞれのお好みでお仕立てしたV字の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-018(アレンジ一覧)
素材:ホワイトゴールド・ピンクゴールド
フォルム:ウェーブ(カーブ)・V字
テクスチャ:ヤスリ打ち・鏡面仕上げ
リング幅:2.5mm / 右 2.3mm
宝石:ダイヤモンド
プロポーズがお済みになり、結婚指輪の制作のため
アトリエにご来店いただいたお二人。
手元が綺麗に見えるものが良いと、
ウェーブのフォルムをご希望で
いらっしゃいましたね。
鶴ではウェーブの中でも
丸みを付けたものや角があるものなど、
様々なフォルムのコレクションをご用意しています。
お二人にもたくさん
サンプルリングをご試着いただきましたが、
最終的にお選びいただいたリングは
一番最初に手に取られていたV字のデザインでした。
V字の結婚指輪は
手の甲に向かって「V」を描くことで
縦のラインを強調させます。
手元を綺麗に魅せるだけでなく、
尖った部分がすっきりとした印象を
持つことも特徴の一つです。
特にお選びいただいた18MA-018は、
リングに立体感を持たせるよう
中心を窪ませることで
リング中央に陰影ができます。
すっきりとしたシンプルさもありながら
さりげないデザイン性が
おしゃれな印象を持ちますね。
地金としてお選びいただいたのは、
男性はホワイトゴールド、
女性はピンクゴールドです。
ご試着した中で、それぞれの肌に
一番馴染んでいたお色味でした。
男性側のリングは
表面にマット加工の「ヤスリ打ち」を施しています。
せっかくのオーダーだからと、
オーダーメイドでの制作を
大切にされていたこともあり
他のマットにはない、輝きのある質感を
気に入ってくださいましたね。
ヤスリで叩くようにして入れた加工は
まるで星空のようにきらきらと繊細に輝きます。
女性側のリングは毎日の着用を考慮し
シンプルな仕上がりになるようにと
リング全面を艶々に磨いた「鏡面仕上げ」に。
光を受けて反射する鏡面仕上げは
リング中央の窪みによってできる
陰影を最大限に活かします。
また正面にダイヤモンドを留めることで
華やかさのあるデザインとなりましたね。
リングが完成しアトリエにご来店いただいた際には
「完成の日を指折り数えるくらい
本当に楽しみにしてたんです」と、
お話ししてくださったお二人。
それぞれお選びいただいたデザインが
お手元にとてもお似合いでいらっしゃいました。
仕上がりを喜んでくださったことを
大変嬉しく思っております。
これからもお二人を繋ぐリングとして、
たくさんご着用いただけますと幸いです。
どうぞ末永くお幸せに。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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