Case Study #312
『斜めのラインを合わせたお揃い感のある結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012(アレンジ)・18MA-004(アレンジ)
素材:ホワイトゴールド(K18WG)・イエローゴールド(K18YG)
フォルム:半剣腕・ストレート
テクスチャー:梨地粗・サテン細
リング幅:左 3.0mm/右 3.0mm
刻印:手打ち刻印
“オーダーメイドで
ふたりだけの結婚指輪をつくりたい”
と、鶴までいらっしゃったおふたり。
おふたりに縁のある、
鶴のブランド名やロゴも
気に入ってくださいましたね!
そんなおふたりは
つけ心地やテクスチャー等、
こだわり抜いたご結婚指輪を
デザインしてくださいました。
ベースはシンプルなストレートのフォルムで、
斜めに動きが出るようにテクスチャーを
施しています。
男性は、エッジの効いたすっきりとした
“半剣腕”のフォルム。
斜めのラインに合わせて
深い印象を感じられるマット加工
“梨地粗”を施しています。
“梨地粗”はガーネットの粒を水と一緒に
指輪に流し当てて加工を施すテクスチャーです。
均等な粒感を感じられる梨地粗は、
男性のお気に入りの加工でしたね!
また、斜めのラインが際立つようにと
マットの部分に一本のラインを入れました。
マットをベースにラインを彫り入れることによって、
一本の綺麗な線がキラッと煌めくようにデザインされています。
女性は男性と同じフォルムにしようか、
何度も迷いましたが
ご自身の手に一番馴染みが良かった
丸みの強いフォルムでお仕立てしました。
また、丸みのあるフォルムにも
男性と合わせて斜めのラインを入れることによって
お揃い感を感じられるデザインになりましたね。
この斜めのラインに合わせてお入れしているのは
“サテン細”のマット加工。
柔らかい布をふわっとかけたような
優しい印象を与えてくれる”サテン細”は
朗らかな女性の雰囲気にぴったりでとても
お似合いでした!
また、おふたりとも指輪の表面に伸びるラインを
側面まで伸ばしたこだわり感じる仕様に。
伸びやかに続く斜めのラインが
統一感を感じられるデザインになりましたね。
ご納品の際には
“想像以上です!”
と、とても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
お二人がたくさん意見を交わしながら
試作リングから制作し、
デザインしてくださったからこそ、
お二人の想いや考えてくださった時間も
指輪に詰まった特別なご結婚指輪となりましたね。
またメンテナンスの際にお二人にお会いできることを
心から楽しみにお待ちしております!
末永くお幸せに!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:吉田
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