Case Study #447
『ダイヤモンドをあしらったギメルリングの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-025(アレンジ一覧)
素材:コンビリング
フォルム:ギメルリング
テクスチャ:鏡面仕上げ
リング幅:左3.5mm / 右3.0mm
刻印:レーザー刻印No.8
宝石:ダイヤモンド
ご紹介で鶴を知ってくださった
岡山県にお住まいのお二人に、
おうちでオーダーメイドという
オンラインでのお打ち合わせを通して
結婚指輪の制作をお任せいただきました!
ご希望のデザインについてお伺いすると
真っ直ぐのストレートのデザインよりかは、
リング自体に動きがあるようなものを
気になっていると
お話ししてくださったお二人。
女性がお好みデザインの中でも
特に男性にお似合いになっていた
ギメルリングの結婚指輪を
お揃いのフォルムでお仕立てすることに。
”好きなものにしていいよ”と
デザインを女性にお好みに
お任せしていた男性と、
困ったように、でも嬉しそうに
お選びになる女性。
お二人の仲睦まじいお姿を拝見して
私もとっても幸せな気持ちになりました!
ギメルリングは、
2本の地金を中心で捻るように組み合わせて
1つのリングとして成りたっている
個性が光るデザインです。
知恵の輪のように
2つの輪を組み立てて制作している
ギメルリングは、
決して離れることがないという
お二人の愛の誓いの意味合いが
込められている結婚指輪。
2種類の地金やテクスチャーを
お好みでお選びいただけるため、
オーダーメイドならではの
オリジナル感もたっぷりのリングです。
2本のうち1本は、
プラチナの地金で制作。
プラチナは
青白い明るい発色のため
手元を上品に明るく照らしてくれるような
結婚指輪らしい印象が魅力的です。
もう1本は、
イエローゴールドで制作。
アンティークな印象や
華やかな印象のイエローゴールドと
プラチナを組み合わせることで、
2色の色味のコントラストが美しい
組み合わせを選ばれました。
リングの幅は、
お二人とも少し幅細の
3.5mm、3.0mmでお仕立て。
コレクションよりも0.5mmずつ細くし
それぞれのお好みのボリューム感に
調整しています。
リングの表面は、
顔が映るくらいしっかりと磨き上げた
鏡面仕上げで制作。
地金本来の色味を
楽しむことができる鏡面仕上げは、
光をしっかり反射し、
結婚指輪らしい存在感を
お手元に感じることができます。
さらに、女性のリングには
ダイヤモンドを3ピース、
プラチナ側にお留めすることで
華やかな輝きをプラスして制作しています。
また、付け心地が良くなるように
リング表面には
平甲丸という丸みをつけてお仕立て。
もともと平打ちという
四角くフラットなフォルムの
ギメルリングですが、
平甲丸の丸みをつけることで、
柔らかい印象になり、
付け心地も良くなることが特徴です。
ギメルリングは2本のリングで
成り立っているため、
上段下段の2列に分けて
刻印を打ち込むことが出来る
珍しいデザイン。
リングの内側には
ご入籍日とお二人のお名前を
レーザー刻印No.8の筆記体で打刻しました。
フォルムは女性のお好みをメインに選ばれ、
地金は、一緒の色味にしたいという
男性のお好みをメインに選ばれた、
お二人のお好みが上手に込められている
こだわりの結婚指輪になりましたね!
画面越しではありましたが、
お打ち合わせを通して
仲の良さがひしひしと伝わってきた
笑顔が明るく素敵なお二人。
ご納品から少しお時間が経ちましたが
リングはお手元に馴染んで来ましたでしょうか。
直接お会いすることは叶いませんでしたが、
いつかアトリエでお会いできる日を
心待ちにしております。
末永く、お幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:北島
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