Case Study #446
『マットと鏡面のコントラストが美しいギメルの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-025(アレンジ一覧)
素材:コンビリング
フォルム:ギメルリング・ストレート・平甲丸
テクスチャ:梨地細・鏡面仕上げ
リング幅:左4.0mm / 右3.0mm
刻印:レーザー刻印No.8
宝石:ダイヤモンド
他の人と被らない個性のあるデザインの
指輪を探されていたおふたり。
Instagramで鶴のギメルリングを
見つけてくださいました。
ギメルリングは2本のリングが組み合わさって、
1つのリングになるデザインです。
中心でしっかりと絡み合っているため、
“2人が決して離れない”
という特別な意味を込めておつくりしています。
男性はプラチナとイエローゴールドの地金、
女性はプラチナとピンクゴールドの地金を
お選びいただきました。
おふたりとも少し丸みを残した
「平甲丸」でお作り。
角を残しながらもほんのり丸みをつけることで、
手に優しく馴染んでくれます。
全て艶でお仕立てするか迷われていましたが、
“艶とマットの組み合わせの方が
ギメルのデザインが活きるよね”とお話しされ、
おふたりとも艶とマットの組み合わせで
おつくりしました。
プラチナ側はお顔が映るまで
艶々に磨き上げる鏡面仕上げ。
シンプルな加工ではありますが、
実は鏡面仕上げは光が均一に輝くように
磨き上げるため、職人の技術が光る加工です。
金属本来の輝きを
最大限に引き出してくれるため、
光が反射するとキラッと輝き、
指にはめた時に指輪の存在感を感じられます。
ゴールドのお色には、
梨地細のテクスチャーを施しました。
粒が粗いガーネットを水と一緒に
流し当てることで表情をつくる梨地細。
一度でマット加工にする
「サンドブラスト」という手法もありますが、
鶴の梨地加工を含むテクスチャー全て
手作業でお仕立てしています。
繰り返し時間をかけて
ガーネットを流し当てるため、
機械では表現できない優しい風合いに。
女性のリングにはプラチナ側に
ダイヤモンドを3ピース、流れるように
お留めしました。
ダイヤモンドを留めることで
上品で華やかな印象になり、
お手元を美しく魅せてくれます。
刻印はレーザーでお入れし、上段にメッセージ、
下段にはおふたりのお名前をお入れしました。
2段に分けてお入れできるのも
ギメルの結婚指輪ならではの良さですね!
色々なブランドのギメルリングを
ご覧になられたようですが、
“鶴のギメルリングは中心部分の作りや
フォルムも綺麗だと思いました”と
お話ししてくださり、
とても嬉しかったことを覚えております。
楽しくお話ししながら
デザインを決められていたおふたり。
ギメルリングと共に素敵な時間を
過ごしてくださいね。
またメンテナンス等でお会いできることを
楽しみにしております!
末永くお幸せに。
鶴 横浜元町アトリエ
プランナー:岡咲
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