Case Study #243
『マットと光沢、2つの質感を楽しむお揃いの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012a(アレンジ)
素材:ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:半剣腕・ストレート
テクスチャー:梨地細・鏡面仕上げ
リング幅:3.0mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド・タンザナイト・サファイア
instagramを見ていただいたことがきっかけで
ご相談にいらしてくださったお二人。
気になっているリングがある、
と見せてくださったのは
斜めにラインが伸びるように
2つの質感を楽しむことのできる
18MA-012のデザインでした。
そこでこの半剣腕(18MA-012)のデザインを中心に
具体的にどんな形にしていくかを
お話しさせていただきました。
そうして決まっていったのが
半剣腕のデザインをベースにした
マットと光沢、二つの質感を楽しむことのできる
お二人の結婚指輪です。
男性の指輪は地肌に馴染みのいい
ピンクゴールドの素材をベースに
お仕立ていたしました。
幅は手とのバランスも考えて
3.0mmの幅を選ばれました。
マット加工の部分はサンプルリングと同じ
梨地細を施しています。
梨地細はガーネットの粒を使用して
手作業で入れていくマット加工。
手作業から生まれる
柔らかな風合いが魅力的です。
また、梨地細はマット感が強いので
鏡面仕上げの部分とのコントラストも楽しめる、
そんなデザインになりましたね。
女性の指輪も男性と同じ
ピンクゴールドでお仕立ていたしました。
指輪の素材は最初、
ホワイトゴールドとも悩まれていましたが
最終的には男性とお揃いのピンクゴールドを
選ばれました。
表面の加工も梨地細と鏡面仕上げの
男性のアレンジと同じものですが
女性の指輪にはダイヤモンドもお留めしています。
マット加工の中に石を留めたことで
ダイヤモンドの魅力が引き出される
仕上がりになりましたね。
サンプルリングでは7石留めていましたが
輝きすぎず、シンプルすぎずな
5石に数を調整しています。
内側にはお二人の名前を挟むように
誕生石であるタンザナイトとサファイアを
お留めしました。
そして、お名前とお名前の間には
鶴のマークを入れさせていただきました!
内側は身につけると見えない部分ではありますが
お二人だけが知っている、特別な場所でもあります。
その大切な内側のアレンジに
鶴のマークをお名前と一緒に使用していただいたこと
とても光栄に思います!
ご入籍日の少し前にご納品させていただいた
お二人の結婚指輪。
優しく輝く指輪がお二人のお指に
とてもよくお似合いでした。
ご納品の後に
”想像以上につけ心地も良く色もピンクゴールドにして良かったね!!と彼も嬉しそうにしています”
”mikotoさんにお願いしまして本当に良かったです”
ととても嬉しいメッセージまで
送っていただきました!
こちらこそお二人の大切な結婚指輪を
おまかせいただいて本当にありがとうございました!
またメンテナンスの際には
いつでも遊びにいらしてくださいね。
指輪に刻んだ鶴のように
これからも仲睦まじく、末永くお幸せに。
代官山アトリエ
プランナー:尾崎
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