Case Study #358
『夫婦をモチーフにしたギメルリングの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-025
素材:プラチナ(Pt900)・ホワイトゴールド(K18WG)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:ギメルリング・ストレート・平打ち
テクスチャ:マット(つや消し)・ライン彫り・鏡面仕上げ
リング幅:左4.0mm / 右3.5mm
刻印:手打ち刻印
宝石:サファイア・ガーネット
“ギメル”リングのデザインに惹かれて
鶴にお越しになったお二人。
実際に”ギメル”のリングをご試着した際には、
“他にはないデザインなので、
珍しくて人と被らないのがいいですね”と
おっしゃってくださいましたね。
二本のリングがピッタリと綺麗に重なることで、
一本のリングになる“ギメル”のリング。
リングが重なった時に現れる
トップのひねりデザインは、
まさにギメルリングならではの美しさです!
それぞれお好みの二色の地金を使用し、
色の重なりが楽しめるデザインになりましたね。
男性のリングは、
ボリューム感のある4.0mm幅でお仕立て。
ベースとなる地金のお色味は、
プラチナとホワイトゴールドの組み合わせを選び、
表面の加工には、”ライン彫り”を施しました。
落ち着きのあるホワイトゴールドのお色味と、
青白く輝くプラチナのお色味の
組み合わせにすることで、
リングに深みを出してくれます。
女性のリングは、
男性よりも少し幅を抑えた3.5mm幅で
華奢な印象にお仕立て。
ベースとなる地金のお色味は、
プラチナとピンクゴールドを選び、
表面の加工には、”鏡面仕上げ”を施しました。
赤みを程よく抑えた鶴のピンクゴールドは、
お手元を柔らかく、優しく魅せながらも、
プラチナの青白い輝きが結婚指輪の存在感を
より明るく引き立たせてくれます。
リングの内側にも、
お二人のこだわりをぎゅっと詰め込みました!
職人が丁寧に一文字ずつ打ち入れていく”手打ち刻印”で
ご入籍日と、お二人のイニシャルを打刻。
そして、イニシャルを繋ぐようにして
お互いの誕生石を交換してお留めしましたね!
また、リングの着け心地をよくするために、
内側を丸く加工する”内甲丸”を入れたのも
お二人のこだわりポイントとなりました。
光の当たる角度で独特な輝きを放つ
”ライン彫り”を選ばれた男性と、
地金本来の輝きを楽しみむことのできる
”鏡面仕上げ”を選ばれた女性。
お互いのお好みを大切にしながらも、
お揃い感を上手に演出した
お二人らしい結婚指輪になりましたね!
いよいよ迎えたご納品の日。
完成したリングを目の前に、
“綺麗”と、お二人に喜んでいただけたことを
今でも覚えています。
また、メンテナンス等気になることがありましたら
お気軽にアトリエまで遊びにいらしてくださいね!
これからのお二人の幸せな未来に
鶴の指輪が寄り添っていけることを
とても嬉しく思います。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:飯島
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