Case Study #100
”ねこが好きだからねこをモチーフにしたい”
”2本で1本のデザインにしたい”
などたくさんのご要望を持ってお越しいただいたお二人。
初めてお越しいただいた時には
どんなリングにしたいかどんな雰囲気のものがお好みか
大枠のイメージを考えていただきました。
2度目のご来店でオーダーをいただき
2度の試作リングを制作しました。
新型感染症の影響もあり、
なかなかご来店でのご試着ができない中で
細かな質問にも丁寧にご返答いただき
ようやく完成したこだわりの結婚指輪のご紹介です。
お二人はS字にカーブした形と
18MA-008の多面体の形を気に入ってくれていました。
そこで、多面体の形とS字の形を合わせて
ベースリングを制作することに。
また、2本で1本のデザインになるように
中央には薔薇のイラストがレーザー刻印にて
彫り込まれています。
この薔薇は女性の手書きのイラストを
データにおこして入れたもの。
葉っぱの部分に黄緑色のペリドットを留めたのも
こだわりのポイントでしたね。
男性の指輪は3.0mm幅でお仕立てしました。
素材は18金の中でも肌馴染みとすっきりさを
兼ね備えているホワイトゴールドに。
男性のねこは右向きにばらと向き合っています。
ねこのシルエットがくっきりと出るよう
周囲を掘り込んでいるのもこだわりのポイントです。
女性の指輪は男性よりも少し細めに
2.8mmでお仕立ていたしました。
細身にしたいとのご要望もあり
ねこの形と細さの限界のバランスにて
ご提案させていただきました。
男性の指輪とは反対向きに
向き合うように薔薇に手を伸ばすネコ。
ぷっくりと半立体的に作り
全体にかけたサテン荒とのコントラストを出すため
鏡面仕上げで艶々なぷっくり感を強調しています。
内側にはお二人の記念日とイニシャルを
レーザー刻印にてお入れしました。
また、内側には厚みを感じにくくするよう
丸みをつけた内甲丸の加工を施して
着け心地にもこだわった結婚指輪の完成です。
ご納品の際には半年以上ぶりにご来店いただき
直接お渡しすることができました!
我が家の宝としで大事にします
といただいた言葉が私にとっての宝物となりました。
またいつでもメンテナンスにもいらしてくださいね。
いつでもお待ちしております。
オーダーメイドジュエリーブランド
鶴 mikoto(ミコト)東京 代官山
結婚指輪:オーダーメイド
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