Case Study #215
『しなやかに伸びるウェーブ曲線が美しいプラチナの婚約指輪』
プロポーズをお考えの男性が
アトリエにご相談にいらしてくださいました。
ダイヤモンドでプロポーズをするか、
男性がお考えになったデザインで指輪を制作するか
じっくりじっくり時間をかけて考えられていたのが印象的でした。
鶴(mikoto)では、“試作リング”といって、
シルバー製の素材で、本番同様のサイズと仕様でお仕立てし、ご試着・仕様を確認された後に、本番を作ることが出来るお試しのリングがあります。
試作リングを制作してプロポーズをされ、
そして、お二人でデザインを確認してから
本番のリングを制作していくことに。
男性が選ばれたのは、
18EN-007のエンゲージリング。
18EN-007は、
中心の大きなダイヤモンドを包み込むように
左右から湾曲しながら伸びる
しなやかな曲線が魅力的なデザインです。
トップに向かうにつれて幅が細くなるため
ダイヤモンドがより大きくみえ、
リング自体は華奢な印象になるように制作しています。
実際に指に身につけてみると
手の形に沿って流れを生み出す美しいフォルムは
指を長くきれいに見せる効果もあるため
女性からもとても人気のデザインです。
ダイヤモンドの両脇に留められた
小さなメレダイヤモンド。
1粒だと厳かな輝きを放つメレダイヤモンドですが、
連ねるようにリングトップに施すことにより、
センターストーンの輝きを
より引き立ててくれます。
中心のダイヤモンドに近い方を2本の爪で、
外側に向かう方を1本の爪でお留めすることで
ダイヤモンドとしなやかなリングフォルムが
自然にグラデーションに見えるようになっているのも
こだわりのポイントです。
試作リングはピンクゴールドでお仕立てしましたが、
女性のご希望をお伺いし
本番はプラチナのお素材でお仕立てすることになりました!
赤みの強いピンクゴールドだと
女性らしい柔らかで優しい印象の
エンゲージリングですが、
地金をプラチナで制作すると、
洗練された婚約指輪らしいフォーマルな印象に。
また、リング表面は鏡面仕上げにすることで
ダイヤモンドと一緒に輝くリングが
薬指に上品な煌めきを施してくれます。
いつも爽やかで笑顔が素敵なお二人。
エンゲージリングが、
お二人で過ごしていかれるこれからの道のりを
明るく照らしてくれるような
そんな存在になったら、私もとても嬉しく思います。
いつも笑顔が溢れる仲良しなお二人に
またアトリエでお会いできる日を心待ちにしておりますね。
末永くお幸せに!
代官山アトリエ
プランナー:北島
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