Case Study #351
『2つのテクスチャーを楽しめる半剣腕の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:半剣腕・ストレート
テクスチャ:鏡面仕上げ・ヘアライン
リング幅:左3.5mm / 右3.0mm
刻印:レーザー刻印 No.6
宝石:ピンクトルマリン・ダイヤモンド
動きのあるものより、ストレートな形が好み
とお話して下さったおふたり。
お揃い感も大切にされたいとのことで
おふたりのお好みがどのようなデザインなのか
一緒に探させていただきました。
サンプルリングをたくさん見ていく中で
「シンプルなデザインがいいけど
ぱっと見たときに、目を惹くデザインがいいよね」と
おふたりの共通点が見つかりましたね。
そこで手にとっていただいたのが「半剣腕」のリング。
半剣腕は表と裏が同じ形をした、
少し変わったリングです。
斜めに伸びやかなラインが入っているため
デザイン性がありながらも
スッキリとしたフォルムです。
また、斜めに入ったラインに沿って
2つのテクスチャーを入れることができる点が
半剣腕の特徴です。
裏表がなく気分に合わせて
お好みのデザインに変えることができる点を
おふたりとも気に入ってくださりましたね。
表面のテクスチャーは、たくさん悩み
どの組み合わせがお互いに似合っているか
見ていただき、
おふたりとも「鏡面仕上げ」と「ヘアライン」の
組み合わせを選ばれましたね。
「鏡面仕上げ」は
顔が映るくらいまで磨き上げており
光が当たると反射し、キラッとお手元を輝かせます。
「ヘアライン」は
ヤスリで線を入れて表情をおつくりしています。
柔らかな線を一定の方向に入れることで
まるで髪の毛のキューティクルのような輝きに。
ツヤツヤに磨き上げた鏡面仕上げと
柔らかな線を施すヘアラインとの組み合わせは
コントラストも美しく、相性もばっちりです。
お色もはどちらもプラチナでお仕立て。
肌から1番かけ離れているお色にすることで
指輪の存在感を感じられつつ、
洗練されたシャープな印象に。
男性のリングは、
サンプルリングよりも少し幅をとった
3.5mmでお仕立て。
しっかりとした幅にすることで
指輪の存在感を感じられますね。
女性のリングは、サンプルリングと同じ
3.0mmの幅でお仕立てしました。
リングの内側にはおふたりのお名前と結婚記念日を
お入れしました。
たくさん考えながら決めていただいた、
こだわりの詰まった刻印。
レーザーでお入れすることで
綺麗に整った印象になりましたね。
内側にはご自身のお誕生石をお入れし、
男性はピンクトルマリン
女性はダイヤモンド
をそれぞれお留めしました。
フォルムやテクスチャー、お色も
お互いに手につけて見せ合いながら決めていただき
おふたりだけの特別な結婚指輪になりましたね!
指輪を選ばれる際もそれぞれの好みを尊重されていて
微笑ましく、印象に残っております。
大切なリングを任せていただき
ありがとうございました。
メンテナンス等でもいつでも
アトリエに遊びにいらしてくださいね!
鶴 横浜元町アトリエ
プランナー:岡咲
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