Case Study #337
『シンプルさを大切に、フォルムにこだわったプラチナの結婚指輪』
日本のブランドをご検討されていたお二人。
その中でも鶴のマークに惹かれるものがあった、
とアトリエまでご相談にいらっしゃってくださいました。
お二人のご希望は
シンプルな結婚指輪らしいデザイン。
たくさんのサンプルリングを見ていただきましたが
手に取っていただいたのは
やはり、シンプルなデザインのものが多かったですね。
男性の指輪はストレートの甲丸リングをベースに
プラチナの素材でお仕立ていたしました。
カーブの入ったデザインが
お好みだった女性とは対称に
男性は回ってしまった時に気になってしまいそう、
とストレートのデザインがお好みでしたね。
形が違ってもストレスになってしまうよりは
いいんじゃない?と女性の勧めもあり、
選ばれたストレートのフォルム。
お二人のお互いを大切に思う気持ちが
垣間見えた瞬間で、
とてもあたたかな気持ちになったことを
よく覚えています。
指輪の表面は結婚指輪らしさを大切にした
ツヤツヤの鏡面仕上げにてお仕立ていたしました。
磨き上げることでぷっくりとしたフォルムが強調され
お手元を柔らかな印象にしてくれますね。
女性の指輪はほんのりとS字にカーブした
甲丸リングをベースに
男性と同じ、プラチナの素材でお仕立ていたしました。
シンプルな指輪の中でも
カーブしたリングに惹かれていた女性。
最初はU字のフォルムが気になっていましたが
ご試着を重ねていくうちに
S字のフォルムの方が身につけた時のシルエットが好き、
とお好みが変化していきましたね。
表面の仕上げも男性と同じく
結婚指輪らしさを大切にした鏡面仕上げにて
お仕立てしております。
フォルムこそ違うものを選ばれましたが、
幅は2.5mmで合わせ、素材も表面加工もお揃いの
お二人のお好みが一致してお揃い感もしっかりとある
結婚指輪になりましたね。
内側には職人が一文字一文字打ち込む”手打ち刻印”で
お二人の記念日とお名前を打刻いたしました。
また、お名前の間にはご入籍月の4月にちなんで
ダイヤモンドを内側に1pcずつお留めしております。
いよいよ訪れたご納品の日。
お二人が少し照れながらも
嬉しそうに指輪を受け取ってくださったのが
とても嬉しかったです!
”素敵な指輪を受け取ることができ、
家族になったという実感がより湧きました。
作成から受け取りまで細やかなお心遣いありがとうございました♪”
と嬉しいメッセージまでいただきました!
地金の光沢や着け心地の良さなど
シンプルだからこそ楽しめる箇所を
大切にしたお二人。
お二人の指輪制作に携わることができ
本当に光栄でした!
次回はぜひメンテナンスの際に
アトリエまで遊びにいらしてくださいね。
末永くお幸せに!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:尾崎
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