Case Study #726
『一粒のダイヤモンドが華やかに輝く婚約指輪』

デザインはお相手の好みのもので
作りたいとのことで、
最初は「ダイヤモンドプロポーズ」で
ご来店いただきました。
その後、無事にプロポーズを済ませ、
結婚指輪との重ね付けも検討されながら
婚約指輪のデザインを
お二人でじっくりとお考えいただいたことを
覚えております。

プロポーズという
思い出が詰まったダイヤモンドが
綺麗に見えるデザインになるようにと
お選びいただいたのは、
中心のダイヤモンドに向かって
リングの腕にくびれが施された婚約指輪。
一粒のダイヤモンドが留められた
ソリテールと呼ばれるデザインで、
ダイヤモンドが主役となる、
婚約指輪らしさがギュッと詰まった
繊細なデザインです。
また通常のコレクションから
粒々としたミルグレインの加工を無くし、
よりフォルムを引き立たせ、
洗練された雰囲気が出るよう
お仕立てしております。
目線を誘導してくれるくびれがあることで
美しいダイヤモンドがさらに生かされる
デザインになりましたね。

表面は艶々の鏡面仕上げで
仕上げております。
金属の独特の艶と
ダイヤモンドの繊細で細やかな輝きが調和し、
指輪の存在感が引き立ちます。
王道と思われる鏡面仕上げの加工も
一つ一つ職人が手作業で施しております。
傷ひとつない鏡のような表面は
職人技があってこそ成し遂げられる加工のため、
シンプルなデザインにも手作りらしさが感じられる
魅力的なテクスチャーです。

お色味は青白い輝きが特徴的な
プラチナのカラーでお仕立て。
トレンドに左右されない
カラーとも言われることから、
長年着用していく婚約指輪や
結婚指輪などにもピッタリの
お色味になります。
無色透明のダイヤモンドの邪魔もせず、
より洗練されたスタイリッシュな雰囲気に。

思い出が詰まったダイヤモンドは
爪留めと呼ばれる石留め方法で留められております。
ダイヤモンドの円に沿うような
6本の爪で留められていることで
柔らかな曲線の印象がもたらされ、
手に馴染む柔らかさが感じられます。
全体のバランスや
結婚指輪との重なりなど、
様々な視点から考えていただいた
素敵な婚約指輪になりましたね!

ご納品は結婚指輪も合わせてお渡し。
箱を開けてキラキラとした婚約指輪が見えた時、
とびきりの笑顔を見てくださったことを
覚えております。
ダイヤモンドプロポーズから
婚約指輪、結婚指輪の制作まで携われたこと
大変光栄でございました。
今後もメンテナンスなどございましたら
お気軽にご連絡くださいね。
お二人の末永い幸せを祈っております。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:中村
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