Case Study #735
『お二人のこだわりを詰め込んだ10周年のアニバーサリーリング』

結婚指輪:18MA-005b(アレンジ一覧)
素材:プラチナ・イエローゴールド
フォルム:ストレート
テクスチャ:錆・ミルグレイン
リング幅:左 3.0mm / 右 2.0mm
刻印:レーザー刻印no.8
宝石:ダイヤモンド
鶴のオーダーメイドにご興味を持ってくださり
ご来店されたお二人。
結婚10周年のアニバーサリーリングを
お探しでいらっしゃいましたね。
様々なデザインをご覧いただく中で
お二人が選ばれたのは、ストレートのフォルムに
マット加工とミルグレインが施されたリングでした。

ミルグレインとは、
ラテン語で“千の粒”を意味しており、
「永遠・長寿・子孫繁栄」の意味合いを持ち、
縁起のいいものとされています。
鶴では、ミルグレインの1粒1粒を
職人が手作業で施しているため
手作りならではの温かみを感じることができます。
また、マット加工はお二人とも“錆”を
お選びになられました。
錆とは、敢えて錆させた金槌を
リングに押し当てることで生まれるマット加工で
和紙のような独特な光沢感が出るのが特徴です。
その時の金槌の錆具合によっても表情が変わるので
一点物感が出やすいマット加工です。

女性のリングには
リングの半周にダイヤモンドをお留めする
“ハーフエタニティ”でお仕立ていたしました。
途切れることなく続くダイヤモンドの輝きが
“永遠の愛”や“変わらぬ絆”を
象徴しているハーフエタニティ。
手のひら側にはダイヤモンドが施されていない為、
日常使いもしていただきやすいデザインです。
お色味は、
男性は結婚指輪らしくプラチナを選ばれました。
プラチナは、肌のお色味とかけ離れているため、
存在感が出やすいのが特徴です。
女性は、
お肌のお色味や普段お使いの
アクセサリーとの相性も考え
イエローゴールドにてお仕立てをしました。
錆の独特な光沢感のあるマット加工の中に
ミルグレインとダイヤモンドが輝く
素敵なアニバーサリーリングに仕上がりましたね!

内側には、レーザー刻印にて
「10th」という文字と共に
お二人のイニシャルを施しております。
リングの内側を見るたびに、
結婚10周年の節目を思い出せる
リングとなりましたね。

ご納品の際には、お子様も一緒にご来店くださり、
皆様で記念撮影をさせていただきました。
リングの仕上がりも、ご覧になられた瞬間から
「すごい!綺麗!」ととても喜んでくださり、
皆様でリングをご覧になられているお姿が
とても微笑ましく印象的だったことを
覚えております。
改めて、お二人の大切な記念である
結婚10周年のアニバーサリーリングの
制作をお任せいただき
誠にありがとうございました。
今後もメンテナンス等でお会いできますことを
楽しみにしております。
末永くお幸せに!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:山﨑(未)
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