Case Study #736
『コンビネーションでお作りしたお花モチーフの婚約指輪』

ダイヤモンドプロポーズを経て、
婚約指輪を選びにおふたりでご来店くださいました。
「こんな感じのデザインが好きです」と
事前に用意いただいたお写真を
見せてくださいましたね。
鶴ではまだお作りしたことのない
デザインだったため、
画像を参考にして完成系の
イメージやリングの幅など、
制作に向けて細かな点を
お打ち合わせしましたね。
鶴では、アトリエにあるサンプルリングをベースに
アレンジを加えていく”セミオーダーメイド”と
お客様のご要望を伺いながらゼロから作り上げていく
“フルオーダーメイド”の2パターンのオーダーを
承っております。

腕の形は、鶴にあるサンプルリングを
ご試着いただきながら、
どのフォルムがイメージに近いか、
また、つけ心地など指への馴染みも重視しながら
検討くださいました。
選ばれたのは、ストレートのフォルム。
中心に向かって細くなっていく
リボンのような形が特徴的です。
ダイヤモンドに向かってだんだんと細くなる形は、
スッキリとした印象を与えてくれます。
また、中心のダイヤモンドに視線が向くような
特別感も与えてくれます。
断面は角を落として丸みをつけたことにより
指あたりがよく、つけ心地の良い指輪に
仕上がりましたね。

中心にお留めしたダイヤモンドは、
男性がお相手様のことを
考えながら選んだものです。
透明度が高い、とても綺麗なお石を
お選びいただきました。
ダイヤモンドは5本の爪で、
包み込むようにお留めしました。
正面から見た時、お花のように見えるのが
一番のこだわりポイントです。
また、サイドからも光を取り込むことで、
ダイヤモンドの透け感も楽しむことができます。
地金は腕部分をプラチナで、
石座部分をピンクゴールドをお仕立てしました。
腕と石座であえて素材を分けることで、
よりお花らしく見え、
可愛らしい印象を与えてくれる
仕上がりになりましたね。

リングの内側には、
お考えいただいたメッセージを
レーザーで刻印しました。
レーザー刻印の場合は、
10種類の中からお好きなフォントを
お選びいただけます。
普段は見えない部分にも
こだわりが詰まった
婚約指輪になりましたね。

ご納品の際には、
「イメージ通りです!」と
おふたりにお喜びいただけて、
嬉しかったです。
お二人のご婚約指輪の制作に携われたことを
本当に嬉しく思います。
メンテナンス等で、
お二人に再会できる日を
心より楽しみにお待ちしております。
これからも末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:矢沢
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