Case Study #673
『ミルグレインが輝く鍛造の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-007(アレンジ一覧)
素材:プラチナ
フォルム:ストレート
テクスチャ:鏡面仕上げ・ミルグレイン
リング幅:左 3.0mm / 右 2.5mm
刻印:レーザー刻印No.8
宝石:アクアマリン・ピンクトルマリン
結婚指輪を探す中で、
「鍛造」の製法で作られた指輪が気になり
鶴へご来店いただきました。
鍛造は日本の伝統的な技術で、
刀づくりの際にも用いられる技法です。
金属を叩き鍛えることで
より傷や衝撃に強く作り上げられます。
指輪にもその技術を使用することで
傷や歪みに強くなるため、
長くつけていくアイテムにはピッタリの技法です!
そんな鍛造製法を生かしたデザインになるよう
お選びいただいたのは
まっすぐな指輪に柔らかな丸みが施された
甲丸ストレートの指輪。
結婚指輪としては王道のフォルムとされ、
着け心地の良さが何よりの魅力です。
また長年着用しても飽きがきづらく、
服装やシーンを選ぶこともない
安定感のあるフォルムでもあります。
毎日つけていく指輪になるからと、
これからの生活を想像しながら
お選びいただきましたね。
シンプルなフォルムだからこそ、
表面のテクスチャが映えます。
そこでお二人は
リングの縁を彩るように煌めく、
ミルグレインと呼ばれるテクスチャを
施すことに。
ミルグレインは
ラテン語で「千の粒」を表し、
途切れることがない細やかな粒の加工が
「長寿」や「永遠」などの意味を持ちます。
結婚指輪や婚約指輪などにピッタリの
縁起の良い意味合いを持つこともあり、
お二人とも気に入ってくださいましたね。
鶴ではミルグレインの粒の大きさも
お選びいただくことができ、
お二人のリングは0.4mmのサイズで
お仕立てしております。
繊細さを感じさせる粒の大きさは
お二人のこだわりの部分。
光を受けるごとにキラキラと輝くため
手元を華やか見せつつ、
上品な雰囲気が印象的ですね。
お色味はお揃いのプラチナに。
手元と反対の色味に近い
青白い輝きが特徴で、
指輪の存在感をしっかりと持たせてくれます。
トレンドに左右されないカラーのため、
長く着用していく結婚指輪にもピッタリです!
リングの内側には
お二人記念日とイニシャル、
また色石をお留めしております。
筆記体のような繊細な字体と、
彩り華やかな色石が相性の良い、
素敵な刻印になりました。
それぞれの好みやこだわりを引き出し合い、
仲睦まじくデザインを決めてくださったお二人。
鶴で作られた指輪が
これからのお二人と共に寄り添っていくことを
心から嬉しく思います。
この度は結婚指輪の制作をお任せいただき
誠にありがとうございました。
メンテナンスなどございましたら
いつでもお気軽にアトリエに
遊びにいらしてくださいね。
お二人の末永い幸せをお祈りしております。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:中村
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