Case Study #228
『一目惚れで選ばれた印台フォルムの結婚指輪』
結婚指輪:19MA-029
素材:イエローゴールド(K18)
フォルム:印台・ストレート・平打ち・平甲丸
テクスチャー:ヘアライン・鎚目小粗面・サテン細
リング幅:左 5.0mm/右 4.2mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ピンクトルマリン・エメラルド
”個性のあるデザインにしたい”
とアトリエにお越しいただいたお二人。
さまざまなサンプルリングをご試着いただいて
お二人の好みを色々教えて頂きました。
たくさんあるサンプルリングの中から
印台のフォルムを見つけてくださった男性。
こちらを見つけてからは
”このデザインがすっごい好き”と
とても気に入ってくださいました。
女性は最初、
ボリュームのある印台フォルムのリングに
抵抗を持たれていましたが、
何度も身につけるうちに
”可愛く見えてきた”とお好みが変化。
2度のご来店を経ても
お好みが変わらなかったこともあり
印台のフォルムをベースに
お二人のお好みに合わせて制作させて頂きました。
男性の指輪はコレクションと同じデザインで
お仕立ていたしました。
”このデザインが気に入ってるから
変えない方がいい気がする!”
ととても印台のデザインを気に入ってくださっていて
嬉しかったのを覚えています。
トップの印台部分は”ヘアライン”で
上品な印象のマット加工に。
腕の部分は”鎚目小粗面”で
ハンマーを使用して1面1面
職人が打ち付けて作りました。
印台部分は5mm幅とインパクトもあり
個性感じられるデザインになりましたね。
女性はもう少し女の子っぽくしたい
とのご希望から幅を少し細く、
フォルムも丸みをつけた平甲丸で
お仕立ていたしました。
腕の部分を男性と同じ鎚目のテクスチャーを入れるか
とても悩まれていましたが
最終的にはお気に入りだったサテン細をお入れして
優しい印象の質感に。
トップの印台部分は腕の部分と
メリハリをつけるため男性と同じヘアラインを
取り入れました。
柔らかな質感と丸みのある
フォルムを取り入れたことで
元々のかっこいいデザインよりも
柔らかく女性らしい印象の結婚指輪に
変わりましたね。
内側はお二人が気に入ってくださった
”手打ち刻印”にてお入れしました。
手打ち刻印は一文字一文字
職人が手で打ち込み、味わい深い文字を
楽しむことのできる刻印です。
お二人の記念日、イニシャルとともに刻んだのは
それぞれご自身の誕生石でした。
これからの日々、お二人のお守りのような存在になると嬉しいです。
ついに迎えたご納品の日。
完成した指輪を見て何度も
”可愛い!”と言って頂きました。
また、お二人で”似合ってるね”と
お互いの指輪を確認される様子がとても微笑ましく
素敵なお二人だなと思ったのをよく覚えています。
たくさんの指輪の中から”これがいい!”
と心から気に入ってくださり
鶴(mikoto)の指輪を選んでいただいたことが
本当に光栄で嬉しいです!
またメンテナンスなどの際には
アトリエに遊びにいらしてくださいね。
これからも末永くお幸せに!
代官山アトリエ
プランナー:尾崎
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