結婚指輪はお互いに贈るもの?|贈り合う意味やデザインの紹介2024.09.18
愛の証である結婚指輪。婚約指輪とは違い二人でつけるものだからこそ、二人で選び贈り合う楽しさや喜びがありますよね!
今回は、結婚指輪の基礎知識やお互いに贈り合うことの意味についてお話ししていきます。結婚指輪の購入を検討されている方々の参考になれば幸いです!
1.結婚指輪とは
結婚指輪の基礎知識
結婚指輪とは結婚の証に二人で準備する指輪を差します。結婚式の時に互いに交換し合う印象を持つ人は多いのではないでしょうか?
そうしたようにお互いが対等な立場として、贈り合う意味合いが強いものが結婚指輪とされています。
対して婚約指輪は結婚の約束の証になるリングで、プロポーズなどの際にパートナーへ贈るものとされています。
結婚をするという意思を固める意味合いや、プロポーズなどの思い出を記憶に残るものにするためにダイヤモンドを主役としたデザインの指輪が王道になってきます。
そのため、結婚指輪は二人で考えて二人で用意するため、また、贈り合うという意味も込めて費用も折半になることが多くなります。婚約指輪は相手への贈り物になってくるため、用意をした側が費用を持つことが多いです。
結婚指輪の意味合い
結婚指輪はどんな時も着用しているイメージがありますよね。そんな夫婦のつながりを感じさせる結婚指輪には様々な意味が込められています。
まず着用することの意味ですが、結婚指輪は夫婦のつながりや絆の象徴ですので「結婚をしている」というサインとして社会的な意味合いを持ち合わせています。
次にフォルムについてですが、指輪の「円」の形は途切れることのない夫婦の愛を表しています。
当たり前につけている「指輪」というアイテムですが、形自体にも意味合いがあり、意味を知ると結婚指輪により愛着が持てるかもしれませんね。
こういったように二人が対等な立場として今後家族になることを表す、「夫婦の証」が結婚指輪です。
結婚指輪の歴史
歴史的には、9世紀のヨーロッパで約束事の証として鉄のリングを使い始めたことが始まりとされています。また、日本での結婚指輪の定着はここ100年ほどと、実は意外と最近のことです。
日本では生活様式が西洋のものに馴染みはじめた戦後から結婚指輪の文化が定着してきました。
明治時代の後半には結婚指輪の広告やキャンペーンなども打ち出されるようになり、大正時代には結婚指輪を用意することが主流になりました。
このように結婚指輪一つにしてもたくさんの意味合いが含まれています。これらを知っておくと、結婚指輪を探す際に役に立つかもしれませんね。
2.結婚指輪をお互いに贈ることについて
次に結婚指輪を「贈り合う」ことに焦点を当ててお話ししていきます。
先にもお伝えしたように、結婚指輪は結婚の証に二人で準備する指輪を差します。お二人でつけていくものになるため、それぞれにリングを贈るという意味合いから費用も折半にされる方は多くいらっしゃいます。
蛇足にはなりますが、指輪を二人でお支払いになることを機に、お金に関してこれからのことを話し合う方もいらっしゃるようです。
金銭面については特に話づらい部分にはなりますが、今後の結婚生活に関わる大事なテーマですので、それぞれの考えをすり合わせ、より良い関係を構築する機会にもなるのではないでしょうか?
「贈り合う」を形にするという点で、刻印や、記念日や誕生日などの内石を入れるという方法があります。刻印とは指輪の内側に入れる文字、内石は指輪の内側に入れる誕生石を差します。
まず、刻印に入れる内容として、イニシャルと共に「to」や「&」を使用すると結婚指輪らしい意味合いを形にできます。
特に「to」は「贈る側to贈られる側へ」というように贈り物の意味を持たせてくれます。toの前後をお二人のイニシャルにすることで、お互いに贈り合うという意味を持たせてくれますので、それぞれの結婚指輪にお入れするのはいかがでしょうか?
次に内石ですが、入れる方法としてお互いの誕生石を交換して入れたり、お付き合いや入籍の記念月の誕生石をお揃いで入れたりと、こちらも意味合い一つで入れる石を選ぶことができます。
刻印はイニシャルの他にも入籍日やお付き合いを始めた日、英文のメッセージ、など入れる文字にもたくさんの選択肢があります。
日付とイニシャル、お二人で考えたメッセージなど、内石も含め、組み合わせや内容を変えてアレンジができるため自由度が高く、お二人だけのリングに仕上げられる部分にもなってきます。
3.結婚指輪のデザイン紹介
ここからは結婚指輪のデザインについて、いくつかご紹介していきます。おふたりの結婚指輪選びの参考にしてみてくださいね。
お二人の好みを交換できるU字の結婚指輪
■デザイン詳細
U字のフォルムが柔らかな印象を持つ結婚指輪。下に丸くたわむような形は手元を綺麗に見せてくれる効果もあります。
また地金が2種類使われており、テクスチャもそれぞれ変更することができるためアレンジの幅もとても広いデザインです。
片方の色味をお揃いに、もう片方をそれぞれお好きなお色味にすることでお二人らしいアレンジと夫婦のつながりを感じさせることができるのではないでしょうか。
着け心地にこだわる雲の形の結婚指輪
■デザイン詳細
雲のように揺らぎが特徴的なシルエットの結婚指輪。有機的な形で角が目立たないフォルムのため、着け心地がとても良いデザインです。
お互いに贈る結婚指輪だからこそ、着け心地にこだわり、長くつけていくことを想像されると、より一層贈り合うことへの意味が強くなるのではないでしょうか?
滑らかなカーブの結婚指輪
■デザイン詳細
中心のひねられた滑らかなカーブが特徴的な結婚指輪。滑らかかつエッジの効いたカーブが洗練された印象を持たせます。
また、手元に抑揚を出してくれるため、結婚指輪らしさを持たせつつ、人と被らないデザインにもなっています。
中心のエッジを境に左右でテクスチャを変えることも可能なので、お二人だけのオリジナリティ溢れるデザインに作り上げることもできますよ。
4.アレンジ豊富な刻印と内石のデザイン
私たち鶴の刻印は【手打ち刻印】と【レーザー刻印】をご用意しています。
手打ち刻印は、職人が一文字ずつ手で打っていく刻印で、独特な揺らぎや刻印の強弱がオーダーメイドらしい温かみのある雰囲気を作ってくれます。
手打ち刻印
対してレーザー刻印は、機械を用いた刻印方法で、手打ち刻印に対してより整った印象があります。また、レーザー刻印は10種類の字体からお選びいただけます。
絵文字などもお入れすることができるため、自由度も高くオリジナリティあふれる刻印になります。
レーザー刻印
またリングの内側に【内石】をお入れすることも可能です。色とりどりな色石(誕生石)からお選びいただけますので、記念日の月の石をお入れしたり、お互いの誕生石を入れることで、つながりをより感じさせる部分になります。
内石
刻印や色石で二人だけが知っているお揃いの部分を作ってみるのも結婚指輪らしい特別感が生まれるのではないでしょうか?
■鶴の刻印について
5.まとめ
今回は結婚指輪を贈り合う意味合いやデザイン、また刻印についてご紹介してきました。
・刻印やデザインを検討することで、「贈り合う」を形に
人生で大切な思い出となる結婚指輪選び。ぜひ贈り合うことを視野に、お互いの気持ちを形にしてみてくださいね。
お二人の結婚指輪選びのお手伝いができることを楽しみに、アトリエでお待ちしております。