婚約指輪はいつから準備すればいい?期間やデザインの紹介2024.10.04
大切なパートナーに贈る婚約指輪。そんな婚約指輪はいつ頃から用意すればいいのか考えてみるとよくわからない方が多いかと思います。
今回は、婚約指輪はどれくらいの期間をかけて用意するのか、という部分に焦点を当ててお話ししていきます。皆様の婚約指輪探しの参考になれば幸いです。
1.婚約指輪とは
まずはじめに婚約指輪についてご説明します。婚約指輪は結婚の約束としてパートナーに贈る指輪です。婚約指輪の歴史は古く、有力とされている説は古代ギリシャの「結婚」という契約の証として指輪をつけたこととされています。
古代ギリシャは左手薬指にはめる文化も作り出したとされています。心臓につながる血管が左手薬指に通ってるとされており、そこから愛のシンボルとして指輪を着用する文化ができたそうです。
また、結婚指輪も含め指輪の円の形は永遠の象徴とされており、今では「愛の証」として浸透しました。
婚約指輪として想像される方の多いダイヤモンドですが、石にも意味があります。ダイヤモンドは「永遠の絆・不変・純潔」の意味を持ち、その意味合いから婚約指輪に使用されるようになりました。結婚を約束する二人にぴったりの意味合いですね。
婚約指輪やダイヤモンドの意味合いがわかると、選ぶ際により一層お相手の気持ちを込められるのではないでしょうか。
2.婚約指輪を用意する期間
次に婚約指輪を用意する期間についてです。在庫のある既製品のお店であれば、すぐに手元に用意することも可能ですが、サイズを変更したり、刻印を入れたりなど、手を加えることで納期がかかる場合もあります。
納期がかかる例として「オーダーメイド」の指輪の場合は、数ヶ月の納期が必要です。いくつかのデザインからイメージを固めていく「セミオーダーメイド」で2〜4ヶ月、具体的なイメージを1から形にしていく「フルオーダーメイド」で4〜8ヶ月かかることもあります。
デザインのイメージがある場合は、どれくらい制作に時間がかかるのか調べておく必要が出てきます。
また、婚約指輪のデザインの検討や製作期間だけでなく、お相手様の指のサイズや好みをリサーチする必要もあります。お相手様に着けていただくことを想像しながら探される方も多いかと思います。
一生ものになりますので、どういったデザインが好きなのかを日頃つけているアクセサリーや、服の好みなどさりげなく聞いてみたり、想像しながら指輪のデザインを見てみるのもいいかもしれませんね。
お相手の好みのデザインやサイズの検討がつかない方には、「ダイヤモンドプロポーズ」という方法もあります。ダイヤモンドプロポーズはダイヤモンドのみを用いてプロポーズをする方法です。
在庫があれば即日で納品することも可能ですので、プロポーズまでにお日にちがない方にもおすすめです。
◆ダイヤモンドプロポーズについて
さらにプロポーズ後にはお相手様とご来店いただくことで、好みのデザインを選んでいただくことが可能です。ご来店時にサイズも計測することができますのでピッタリのサイズでお作りすることができますよ。
一生に何度もない婚約指輪の購入を、すぐに決めることは難しいかと思いますので、デザインを考えたり、用意をしたりする期間が十分にあると焦らず探すことができますよ。
3.婚約指輪のデザイン紹介
婚約指輪と聞くとダイヤモンドが留まっているデザインを想像される方が多いかと思いますが、リングの形や石の数で印象が大きく変わってきます。
ここからは婚約指輪のデザインをいくつか紹介いたします。婚約指輪選びの参考にしてみてくださいね。
ソリテール
■デザイン詳細
婚約指輪といえば想像される方の多い一粒ダイヤのデザイン。まっすぐなリングに一粒のダイヤモンドが主役になる婚約指輪らしい王道のデザインです。
リングの部分がストレートのフォルムのため、結婚指輪を着用するようになっても重ね着けしやすいデザインです。
リングのストレートのフォルムも、角を残すことで洗練された印象のある「平打ち」、角に丸みを持たせて柔らかい印象にした「甲丸」など、フォルムを変えることでまた印象を変えることもできますよ。
ウェーブ(カーブ)
■デザイン詳細
リング自体にカーブのある婚約指輪。カーブがあることで着け心地を良くすることや、手元を綺麗に見せてくれるなどの効果があります。
カーブには様々な種類があり、Sの字のように流れがある形は手の水掻きにそうようなデザインのため、着け心地も良く、手元を美しく見せてくれます。
また手の甲に向かって柔らかくたわむUの字のようなデザインは、柔らかい印象と指を長く見せてくれる効果があります。
脇石
■デザイン詳細
メインのダイヤモンドにそうように散りばめられた脇石が特徴的な婚約指輪。主役のダイヤモンドをより際立たせる効果や、手元をより華やかにする効果があります。
また、脇石はダイヤモンドだけでなく、誕生石など色のついた石を留めることで印象をさらに変更することができます。
脇石の数や石の種類でリングの印象が変わるため、脇石にも目を向けてデザインを検討してみるもの良いかもしれませんね。
エタニティ
■デザイン詳細
連なって留められたダイヤモンドが華やかな婚約指輪。他のデザインとは違い、メインのダイヤモンドはなく、メレダイヤと呼ばれる小さなダイヤモンドがリングのフォルムに沿って留められたデザインです。
エタニティには、全周留めた「フルエタニティ」や、半周留めた「ハーフエタニティ」など、留める部分で印象や使用感が変化してきます。
フルエタニティの場合、全周ダイヤモンドが留まっているため、指の根元でリングが回ってしまっても印象が変わることがなく、着用にストレスがないデザインです。
■デザイン詳細
対してハーフエタニティなど部分的にダイヤモンドを留めているデザインは、サイズが変わった際にサイズ直しが可能であったり、手のひら側に石が止まっていないことで石取れのリスクが比較的少なくなります。
こういったように、婚約指輪のデザインだけでも様々な種類があります。フォルムから石の数、種類など、選び甲斐のある部分が多くあります。ぜひこちらを参考に、婚約指輪を検討いただければと思います。
■婚約指輪の一覧
4.まとめ
今回は婚約指輪を用意する時の期間を中心にお話ししてきました。
・オーダーメイドは数ヶ月の納期を要する
・パートナーの好みやサイズのリサーチが必要
鶴では、セミオーダーメイドからフルオーダーメイドまでお客様のイメージを最大限形にすることができます。
リラックスした空間でじっくりお話を伺いながら、お相手様にピッタリの婚約指輪探しをお手伝いさせていただいておりますので、男性お一人でもぜひお気軽にアトリエにお越しくださいね!